自治医科大学のあれこれ 入学試験に関して Part3 | KMMのブログ

KMMのブログ

人口700人程の村にある僻地診療所での勤務が終わり、現在は大学病院で勤務しています。
診療を通じてたことや、個人的に気になったことなど適宜書いていこうと思います。

今回もPart1、Part2に引き続き自治医科大学の入学試験に関して、自分の体験をもとに振り返ってみようと思います。

 

私は自治医科大学を第一志望にしていました、しかし自治医科大学に対する対策を行ったのはセンター試験終了後から、1次試験までのわずかな期間のみだったような気がします。

自治医科大学が第一志望でしたが、如何せん特殊な大学ですし、何点取れば合格できるかもわかりませんし、試験問題もマーク式だったりとちょっと変わっているので、実力を伸ばすうえで、自治医大対策をするのが得策なようには思えず、他京都大学や大阪大学を目指している受験生と同じような授業を受け、京大オープンや阪大実戦などの模試を受け、みんなで切磋琢磨していたように思います。センター試験終わるまでは、どこかの国公立医学部に受かれるようになろうという考えで勉強・対策をしていました。友達とかに自治医大が第一志望と話しても、どこそれ?みたいな反応しかされなかったような記憶があります(笑)

なので模試での第一志望はよく京都大学薬学部や(医学部と書いてもどうせE判定しかでないので・・・)、北海道大学 医学部など書いていました(笑)

北海道大学と書いたのは旅行で行って楽しかった思い出があったというちっぽけな理由で、現実的に北海道大学を目指そうとはあまり思っていませんでした。11月の模試で一度だけ北海道大学 医学部がA判定が出たことはありましたが、他はC判定が多かった気がします。

私はセンター試験の出来がよくありませんでした、なのでセンター試験終わってから、自分には自治医大しかないという気持ちで割り切って頑張れたのを覚えています。試験まで時間も少ししかなかったので、ひたすら過去問を解く、これを繰り返していたと思います。実際過去問を解くと70点台が多かったのですが、ネット上では最低8割は必要などと書かれていたりしていたので、自分には絶対無理だと不安に感じることもありました。ただ時間もなかったので、余計なことは考えないようにして自治医大の試験対策に励んでいたように思います。

Part1でも書きましたが、私の自治医大入った時の得点は78点でした、たまたま数学がよくできたので、過去問を解いていた時の感触よりも少しいい感じだと、試験後感じていました。

しかし私の県からは40人受けに来ていたので、この中の2人に自分が選ばれるという気にはとてもなれませんでした。

試験会場ではみんなすごい優秀そうに見えます、この中には絶対自分よりいい点を取った人が2人以上いるという気持ちにしかなれませんでした。かと言って国公立医学部対策にも自治医大のことが気になって集中できないという中途半端な気持ちで1月下旬から自治医大の合格発表までを過ごしていました。

最終的に自治医大に合格することが出来たので、今となってはいい思い出くらいにしか思いませんが、やはり第一志望にするにはリスクの大きい大学だなあと今振り返っても思います。

 

今日のところはこのくらいで。また入学試験のことや学生生活、また僻地医療などに関しても書いていこうと思います。

 

自治医大あるある: 天下一品を愛してやまない方が多い(個人的な感想ですが・・・)

 

ではでは