みなさん、こんにちは!
今日は、感情のコントロール☆(その4)です。

昨日まで、 自分(理性)<感情(基本的欲求)
→→    
自分(理性)>感情(基本的欲求)
に変えていこう!
というご提案をしたのですが、
今日はその具体的な方法をご説明します。

まず、先におことわりしておきたいのですが、
いつも絶対に「自分」>「感情」
という状態になれるかというと、
実はだいぶ難しい、ということです。
なぜなら、これまでご説明しましたように、
もとの脳の力関係とは反対のことをしようとしているからです。

しかし、その努力をすることはできると思います!
その方法は、
(1)自分の状態を知る
(2)自分がどうありたいか、普段から意識する

この2つの手順になります。

まず、(1)自分の状態を知る ですが、
昨日のたとえで言いますと、
「ちょっと熱がありそうで身体が重い感じがする・・・」とか、
「昨日は深夜までTVを見ていて実は寝不足だ・・・」
という状態であることを「自覚し続ける!!」ということです。

仕事や学校で、いつも通り過ごしていると、
風邪なんてたいしたことない、と思ってしまいがちです。
しかし、「内側の脳」は忘れてくれません。
必ず「しんどいから早く帰りたい!」「今すぐ寝たい!」
というメッセージを発してきます。

そして、「私は大丈夫!」と思っている間に
ひょっこり顔を出してきて、
思っても見なかった「不機嫌な私」が現われてしまったりするのです・・・。

ですから、大丈夫だと思いがちな時でも
「ちょっと身体が重い感じがするから、
 もしかしたら熱が上がって、気持ちに余裕がなくなるかも。
 そうしたら、普段は許しているつもりの家族のクセについて、
 文句を言ってしまう可能性がある!」とか、

「昨日は深夜までTVを見ていて実は寝不足だから、
 眠気が出て来て余裕がなくなるかもしれない。そうしたら、
 同僚に不機嫌な態度になってしまう可能性がある!」

ということを自覚し続けてほしいのです。
意識して頂きたいのです!

それでは、今日はここまでにして、明日は
(2)自分がどうありたいか、普段から意識する
のご説明に入りたいと思います。
明日は完結編です!