定年後の職業について妻といろいろ相談しました。

結論としては、寿司をメインとした和食の板前(=料理人)を目指すことにしました。

これからいくつかの料理学校を周り、4月から週末開講の和食料理人養成講座を探すことにしました。

妻が体調不良の時には私が食事を作ったことがありましたが、和食か洋食かで分けるとすべて洋食になります。

しかし、労働市場では和食の板前が望まれています。

 

妻が仕事で西麻布の有名寿司店で接待した折に店主から聞き出した情報では「寿司業界は後進の育成が急務で、現在は深刻な人手不足」であることがわかりました。

理由には根深い事情があり、その店主は「発想を大転換して人材を確保しないと、この先は後継者難による閉店が相次ぐ事態が懸念されている」とも話していたそうです。

又、妻の上司が来日した折に、銀座の有名寿司店で会合を持った時にも、店員から寿司業界は後進の育成が待ったなしの状況でああることを聞き出しました。

 

当然ながら、人手不足だからと言ってテキトーに聞きかじって職種転換を図るのではなく、採用する側も「ならばアシスタントレベルからやってもらおう」と思ってくれるようにしっかり勉強しなくてはなりません。

1つだけ気になるのは私の利き手のことです。

和食系のYou Tube動画に登場する板前さんは揃って右利きか矯正右利きです。

特に寿司のネタ切りと握りは右手で行う人しか見当たらず、1人だけ寿司以外の突き出しの調理では左手メインにしていました。

板前は、それだけ伝統重視の世界でもあるわけで、この点は追々料理学校を周りながらヒアリングしていくことにしました。