今年も残すところ1ヶ月を切りました。

昨年の今頃『来年こそはやり遂げるぞ』と意気込んだ事柄のうち、やり遂げたのはJR東海の特急南紀(上りの紀伊勝浦→名古屋)に乗ることでした。

それ以外の、JR西日本の特急くろしお(新宮→新大阪)の付属編成運用便での前面展望撮影や、買い集めた中古LPレコードのクリーニング及びCD-R復刻も、レコードラックを買い替えてラックに入りきらないでいるレコードすべての収納等はまったく手つかずでした。

 

数年後に迫った定年退職に備えて手に職をつけるにしても、年内には妻とよく相談し、年明け早々には取り掛かるつもりです。

これまでは経理や人事を経験してきました。

まず既定方針は、これまでの経験はすべて捨て、未経験の職種へ方向転換することだけは決まりました。

経理屋としては、部門別損益財務(資金繰り)を経験してきましたが、メーカーに勤務したことがないので、日商簿記1級を持っていても工業原価の実務を全く経験しておらず、いくら税効果会計が得意でも、このようなタイプの経理マンは労働市場では確実に余剰となります。

理由は、規模に関係なく企業の多くは経理部門のスリム化へ舵を切っており、税務及び税効果会計は税理士への外注が増えつつあるからです。

人事マンとしても、社会保険労務士の資格を持っているわけではなく、いわば叩き上げの職人なので、このような人事マンも労働市場ではこの先は余剰となります。

つまり、これまでの経験を生かすとなると、限られた小さなパイを私と同じような大勢の競合相手と取り合うことになり、消耗戦になるだけです。

それなら、人手不足の業界や職種へ舵を切った方がよいと考えた次第です。