NHK FMの月曜~金曜の19:15~20:00に放送されていた【サウンド・オブ・ポップス】のテーマ曲に4大オケのうち【カラベリときらめくストリングス】の“グラン・プリGrand Prix”が採用されていました。

You Tubeではモノラルですが、実際にはステレオ録音です。

1977年にカラベリときらめくストリングスは【カラベリ・グランドオーケストラ】へ改称しました。

改称前の最後のアルバム“POQUE TE VAS”のB面5曲目の“幸せの遺産Il était une fois nous deux”を深夜FM番組『ジェットストリーム』で聴いて以来、気に入っています。

原題は『あの頃の2人は・・・』という悲恋の曲です。

 (12分30秒の箇所より)

ヴォーカル版はアメリカ人のシャンソン歌手=ジョー・ダッサンJoe Dassinが知られていますが、この曲に関してはヴォーカルかえって不要で、フルオーケストラでないとその悲しさが伝わってこない気がします。

 

フランスには他にもイージーリスニングのオーケストラや指揮者は多数存在していましたが、4大オケが席巻している状況ではフランス内外での知名度は伸びなかったようです。

その中ではサン・プルー(1950年生)のオーケストラの演奏も好きでした。

彼の代表曲は『二人の天使』でしたが、私が気に入ったのは指揮者自身のピアノソロを加えた『枯葉のコンチェルト』でした。

参考…『二人の天使』