今日は初めてパソコンのお話です。

このほど、3代目の動画編集パソコンが完成しました。

さしずめ、黒いMacProのような外見ですが、実際にはWindowsマシンです。

又、私はケースの中をライトアップするのが大好きで、横面は強化ガラスで中が見えるようになっています。

銀色に光る2つの大きなラジエーターの下にはそれぞれプロセッサーがあります。

つまりデュアルプロセッサーのマシンです。

デスクトップ画面はかつて【ソンブレロ星雲】と呼ばれていたM104渦巻き銀河です。

 

将来的に4K映像を編集する予定で設計したものの、今回は組み立てから完成迄1年を要する難産でした。

理由は背伸びのし過ぎで、パーツ構成が完全に業務用ワークステーションの仕様になってしまったからです。

DellやHP Directで購入すると85万円以上になるモンスター級のシロモノでした。

パーツ構成は次の通りです(秋葉原の怪しいパーツショップを回って定価の1/3で買い集めました)。

・プロセッサー…Xeon Silver 4110×2(8C/16T×2=16C/32T)

 (パフォーマンスが汎用のCore系やRyzen系より格段に上ります)

・メモリー…PC2660/ECC 8Gb×4

・マザーボード…Supermicro X11Dai-N

 (難産の原因はこれでした…電源ユニットやメモリー等あらゆるパーツとの相性が大変でした)

・ビデオカード…Quadro M4000(汎用ではなく業務用です)

 

【先代】

目的はハイビジョン動画編集で、汎用プロセッサーCore i7-870にポピュラーなASUSのP7P55D-Eというマザーボードの組み合わせで、相性問題には一切直面せず、1日で組み立てとWindowsのインストールを終えることができました。

【初代】

PrescottプラットフォームのPentium4(3.2GHz)というプロセッサーでした。

 

【先代】の後に、妻の事務用のパソコンを作りましたので、今回で自作は4回目になりました。

初自作もその次もすんなり成功したことから、今回のXeonマシンも「同じようにスンナリいくだろう」と高をくくったのがとんだ誤算でした。

無理に背伸びせず、Ryzenの最上位のプロセッサーにしてしていたらこんなに苦労することはなかったでしょう。

ワークステーションは自作するものではありません。