こんにちは、ジョー先生です。 


20年以上公立小中学校で

 

英語教師として生きてきて、

 

40代半ばで人生の大転換。

 

公務員の仕事を辞して、

 

オーストラリアメルボルンに

 

やってきました。

 

フィアンセのオーストラリア人男性

 

コアラさんコアラ

     

 

     新しい生活を始めました。       

 

いつもブログを読んでいただき

ありがとうございます。


今日はどうしても日本の出汁が恋しくなり

「うどんやさん」へ

行ってきました。

日本語学校の生徒さんがおしえてくれた店で、

最初に「うどんやさん」

と言う名前を聞いたときは、

そのシンプルな名前が店名だとわからず

聞き返してしまった。


お揚げが入ったきつねうどんを注文。

わかめも追加した、

4ヶ月ぶりのわかめちゃん、

お久しぶりです。

トッピングの天かす、ネギ、生姜などは

お好みで無料で入れられる。

これで$6.2だったのでとても安い。


出汁は美味しいけど

うどんの麺が太くてお腹いっぱい。


その後、仕事を紹介してもらえる方と

面談をしてきた。


自分の経歴を話していくと、

この国で生きていくには

前歴を生かした教師が一番いい気がしてきた。


ただ、ビクトリア州の教員登録に必要な

英語力を満たすためには

まだまだ英語の勉強をする必要があると

感じており、

全く違う分野の仕事でもいいと

話してきた。


担当者さんは、見た目がかなりお若い男性。

でもお話していると

私よりも年上だと言う。


30代後半から40代前半だと思ったので

驚きだ。


オーストラリアで17年ほど過ごされていて、

日本人に足りないのは

自分をアピールする力なのだそう。


例えばインド人は

自分の力があまりないのに

10あるように話すので採用される。

実際仕事を始めると何もできずに

採用側が困るのだそう。


日本人は自分の力が10あるのに、

控えめに6程度しかないと言ってしまい、

採用に至らない。


しかし採用された場合は、

6どころか10の仕事をするので

いい意味で相手の期待を裏切る。


でもこの控えめなアピールで、

採用自体が他の人種に

取られてしまうのだそう。


同じことが

日本製品にも多い。


素晴らしい商品がたくさんあるが

アピールする力がないので

他国にシェアを取られる。


また日本の人口は一億人を超えるので

国内の顧客だけをターゲットにするため、

韓国のように国内シェアが小さい国は

最初から海外に売り出すことを

視野に入れているため

マーケティングがうまい。


日本の良い製品はどんどんコピーされ、

日本の良さが海外に

伝わっていないのだそう。


この担当者さんは

私の経歴を見て、また面接で人となりを

つかんでくれて、

仕事があればこれから紹介してくださる。


もちろん、その他にも自分で仕事を見つけて

就職してもいい。


私にも利益になる話を

たくさんしていただいた。


やっぱり、

長くオーストラリアで生活している人は、

海外で強く生きる力を身につけるように

アドバイスしてくれる。


彼の話で面白かったのは、

日本企業、日本人人材に足りないのは

マーケティング力だと言う。


もっと理数系、テクノロジー系の力を

つけて、日本の国力を伸ばそうという話は

確かに教育界でもよく聞く。


でも、それらは他の国に劣らない力を

日本は既に持っているし、

多くの人口を抱えるインドもあるので、

そこの強化はあまり必要ない。

もっと大切なのは

日本の商品やサービスを売り込み紹介し

広めるマーケティング力。

英語という言語やコミュニケーション力を

伸ばすことの方が大切。


第二次世界大戦で敗戦した日本は

アメリカに憲法も作られて支配されそうに

なったとき、

アメリカが日本の言語を

英語にしなかったのは、

日本人が英語を話すようになると、

アメリカを脅かすとんでもない力をもった

国民だと思ったからではないか、

という考えも聞かせてもらい、面白かった。


言語を奪われることは、

その国の人々のアイデンティティを奪う

ことになるので、

アメリカはそこを保ってくれたのだと

思っていたが、

そのような解釈はなかったので

興味深かった。


オーストラリアから日本の英語教育を

勝手に心配している私。


各都道府県に、

英語重視の特別学校を

最低一校ずつ設置すれば、

一定数の英語力があって、

国際競争の中で戦える人材の育成が

できるのにな、と常々思っている。


公立学校で同じ教科書を使って

学力が低い子も、英語に興味がない子も、

一律に英語指導をする大変さと

非効率さを、

文部科学省はわかってない。

現場の先生の大変なことえーん


綺麗事なしに国際競争力をつけたいなら、

とっとと英語教育重視の学校を

作ってしまえばいいのに。


なんでもみんなと一緒、

差別しないで同じ教育の機会を皆に

与える考えはいいかもしれない。


でも時代が変わってきているのに、

学校ってなかなか変わらない。


自分をアピール、

自分の学校をアピール、

自分の町をアピール、

自分の国をアピールする力、

それを英語でできる力を強力に

教育する学校と国策って

あってのいいのにな。


ということで、

どうも英語の勉強が必要なことが

やっぱりわかった1日でした。


もっと書きたいことがあるけど、

それはまた明日にします。

フォローしてね

 

 

josenseimelの名前でインスタグラムにも挑戦し始めました。

まだ、方向性が定まらず内容が安定しておらず

つまらないですが、

頑張って投稿しようと思います。