人種のるつぼ Vancouver | joseの所得3倍増計画

joseの所得3倍増計画

I'm in Canada!

北海道室蘭市(1983/05〜2002/03)→埼玉県さいたま市(2002/04〜2007/08)→東京都文京区(2007/09〜2009/07)→東京都板橋区(2009/07〜2011/10)→カナダバンクーバー(2011/10〜)

早いものでバンクーバーに来て3週間が過ぎようとしている。
Facebookでも友達の人はわかると思うけどこの短期間に本当に多国籍な人たちと友人になった。スイス韓国ブラジル台湾サウジ中国チェコメキシコ…

国籍を一つ一つ挙げると自分でもびっくりしてしまう。

バンクーバーはまさに「人種のるつぼ」。
様々な国から移民を受け入れている。

上に挙げた友人たちは元より、空港で最初に乗ったタクシーのドライバーはインドだし俺のホストファミリーはフィリピン。友人たちのホームステイ先はギリシャやイタリアからの移民だったりする。街を歩いていても東洋人だからと言って目立つことは「絶対に」ない。

それというのもカナダは積極的に移民を勧めており、ここ10年では毎年20万人以上の移民を受け入れている。それに加えて語学留学も人気。人種のるつぼになる訳だ。「カナダ=白人」というイメージが日本にいた頃はあったがもはや改めた方が良さそうだ。

カナダは、第二次世界大戦後、人口増加の為の移民政策を強化し世界各地から移民を受け入れてきたという歴史がありアメリカ以上に移民に開放された国であるともいわれている。


さて、それじゃここ最近クラスであったことを書こう。

■メンバーの変化
現在Grammer&ReadingのクラスとLinsteningのクラスを取っていることは前回書いた。
しかしこの間に数人のメンバー変更があったのでメモしておこう。

Grammer&Reading













NAMECOUNTRYGENDERPERSONARITY
マークCanadamale先生/白人/何系かは不明/ユーモアあり/語り口柔かい
クリスティーナCanadafemale先生/白人/スピリチュアル好き/歌手/テンション異常
ヨン ジュKoreafemale大学生/1年間滞在/スケート一緒に行く
カロリーナBrazilfemale27歳/元Journalist
ジルファーSwitzerlandfemaleフランス語訛りがかわいい/最近打ち解けてきたので明るくなった
アンナ Brazilfemale甘いもの大好き/コーヒーのミルクを直で飲むしかも7杯
エリスカCzech Republicfemale24歳/かわいい/ワーホリ滞在
エナTaiwanfemale27歳/最初に話した人/席となり
タケシ日本male29歳/会計士/関西出身/2週間のみ滞在
アンナKoreafemale19歳/TrontのLSCから転校/大学生/ソフトウェアプログラマー志望
ジェイクKoreamale26歳/HYUNDAIで働く/SOD大好き/サッカー好き


アイバンがレベルが下のクラスに、マハがレベルが上のクラスにそれぞれ変わった。そして新たに下の三人が加入。日本人のタケシは物腰柔らかく彼がいるおかげでいろいろと助けられた。有給を使って2週間のみの留学で11日に帰国してしまうのが残念でならない。韓国人のアンナは大学生でソフトウェアプログラマー志望。まだあまりクラスに溶け込めていない。ジェイクはとても気のいい人でサッカーの話やSODの話で盛り上がった。ジェイクも10日が最後の授業でこれから3週間のアメリカ旅行と1週間の台湾旅行に行ってから帰国するらしい。台湾へはバンクーバーから行くというので戻ったときにランチを一緒にとる約束をしている。アイバンもタケシもジェイクも去ってしまうのでクラスに男が自分だけになってしまうのが少し不安だ。

Pronounciation













NAMECOUNTRYGENDERPERSONARITY
ドゥーアEgyptfemale先生/一回り大きいエジプトの三船美佳
アイバンSwitzerlandプー!が口癖
ジルファー
ハンKoreafemale親切/服が被る
スカーレットKoreafemaleおしゃれしようとしてるのはわかる
ダニエラMexicofemaleラバスってとこに住んでた
ジン ヒョッKoreamale鼻くそついてるの見えた
ガブリエルKoreamale最近見ない/サボり
ムハンマドSaudi Arabiamale最近みない
エヴァMexicofemaleスペイン語訛りがきつい
アレクサンドラSwitzerlandfemale法学部の大学生/鼻ピアス


何人かが最近姿を見せない。Pronounciationはそんなに難しいことはしてないので不要と判断したんだろう。ただ俺にとっては重要なのでサボるつもりはない。新加入はアレクサンドラ。スイスの大型新人で法学専攻の大学生。すでに結構流暢に英語を話す。イタリア語とフランス語、ドイツ語も少し話せるらしい。やっぱり国境を他国と接してる国は違う。

それからスカーレットとかガブリエルとかジェイクとか、韓国人や台湾人がなぜ欧米の名前を名乗っているのかが明らかになった。台湾人のエナによると彼らは自分の本名が欧米人には非常に発音しにくいのを知っているので欧米人に発音しやすい名前をEnglishNameとして自分で勝手に決めて使っているらしい!そういえば前の会社で働いていた時、台湾の取引先で現地民なのにボブとかジョンとか名乗っていたことを思い出した。ふざけているのかと思ったけど実はそんな理由があったのだ。確かに俺の名前も発音しにくいらしく、最初の1週間はよく「ハイドゥ」「ヘドゥ」とか呼ばれた。つづりがHIDEなのでそう呼ばれてしまうことはある意味で当然なんだけど、台湾や韓国の人は面白いことを考えるなと関心してしまった。ちなみに中国人の友達にはEnglishNameをつけている人はいないので台湾と韓国だけの取り組みなのかもしれない。


■Quiz
Grammer&Readingのクラスでは毎週末にQuizが行われる。Quizと聞くとテレビでやってるようなゲーム感覚のいわゆる「クイズ」を想像してしまうが全く別物で「試験」のことを指す。この成績如何で次のレベルに進めるかどうか決まるので最重要なものとなっている。このQuizという呼び方はLSC独自のものではないらしく、他校に通っているホームメイトのカオサンも「Quiz」と言っていた。毎週末に行われるので既に3回受けたんだけどこれが結構難しい。

試験科目はGrammer/Listening/Readingの3つ。Listeningはない週もある。Grammer/Readingの制限時間は15分。Listeningは内容によって異なるが数分程度。Grammerは日本人にとっては簡単なレベルでちょうど日本の中学生~高校1年レベルの問題が出題される。しかし問題はReadingとListening。Readingはいわゆる長文読解で新聞記事等の内容を読んで問題に答える。これを受けて長文読解が苦手であることが分かった。俺は素早く読んで正確に意味をとらえるのが決定的に下手だ。先生のクリスティーナが言っていたんだけどどんな文章でも2分で内容を把握する訓練をしなさいと。ただし出題される分量は正直2分で読める代物ではない。しかしクリスティーナに言わせると全部の文章を丁寧に読むのではなく重要な単語を拾って読む技術「スキャニング」が重要なのだという。思うにスキャニングとはフォトリーディングに近い技術だろう。一文一文を正確に読むのではなく文章をある程度のまとまりで捉えキーワードを抽出して理解する。相当な訓練が必要。ただ手をこまねいていてもしょうがないので無料で配られている新聞の一記事をなるべく2分以内で読む訓練をし始めた。なかなか内容が把握できるまではいかないけれど継続は力なりなので続けていこうと思う。




さて、今は現地時間の午前2時近く。そろそろ寝るとします。
明日はカナダのナショナルホリデーなので学校が休み。
Remembrance Dayといって第一次世界大戦終結の記念日なのだそう。


そしてタケシが午後12時の便で帰国するので空港に見送りに行きます。

近いうちにまた書きます。