仕事観について2 | joseの所得3倍増計画

joseの所得3倍増計画

I'm in Canada!

北海道室蘭市(1983/05〜2002/03)→埼玉県さいたま市(2002/04〜2007/08)→東京都文京区(2007/09〜2009/07)→東京都板橋区(2009/07〜2011/10)→カナダバンクーバー(2011/10〜)

母親になりたかった職業の話をそれとなく聞いてみた。
すると意外だが当たり前の答えが返ってきた。


母の時代は女は学校を出たら嫁入りするのが当たり前で仕事に就くことはあまり考えていなかったらしい。


たしかにそれはそうだ。男は外で仕事、女は家を守るという分業が世の中を支配していた時代。
仕事に就くことを端から頭になくても不思議ではない。ちなみに父は5女1男の6人姉弟の下から2番目。
嫁入りした母は当初相当いじめられたらしい。そのせいか親戚と会うと若干ピリピリする。
さらにちなみに、母は7人兄妹で6男1女。兄らに相当かわいがられたらしい。
父と母の境遇が正反対過ぎて不思議。


さて、今日は仕事の面接にいってきた。イベント制作会社のディレクターの仕事。

話したいことは全部話したんだけどその場では特に質問が思いつかなくて困った。終わった後にいくつか浮かんで来て「あーなんで聞かなかったんだろう」とすこし後悔。ただ話を聞いたところ、契約社員での雇用になるのだがある意味バイトみたいな感覚で募集していたとのこと。完全歩合制で利益の3割が報酬になり、大体1案件3万~5万。それだけ食っていくのなら月に5件はやらないといけない、社会人で土日が空いている人のダブルワークみたいな感じ、と言っていた。


結構気合を入れて行ったのでちょっと空回り。
しかも経歴を話たら「超」のつく善人と思われてしまったよう。
確かに善人か悪人かと聞かれたら悪人ではないので善人になるのかもしれないが、過度の印象を与えすぎた模様。


「今までした一番悪いことはなんですか?」


と聞かれてしまった。あまりにも好青年過ぎるので聞いてみたとのこと。
ちなみに回答は「親の財布からくすねたこと」。大それた犯罪は犯したことないしみんなこんなものじゃないだろうか。感触としては「不適当」という印象をもたれたんじゃないかと思う。未経験ということは置いておいても、「まじめすぎる」とか「堅苦しい」とか思われていそう。そんな堅苦しくはないんだけどなー。ただ確かにあんまり大人の遊びを知らないけど。


そういえば前の記事で「得意なことを一生の仕事にすればいい」と書いたのだが、ちょっと待てよ、という気がしてきた。確かに得意なこと、向いていることを一生の仕事にするのは成果も挙げられる可能性も高いし、いいことだ。でも得意なこととやりたいことが一致していなかったらどうしよう。


やりたいことと得意なことの不一致。
これはストレスになるなー。得意なことがあまり好きではないことだってある。
たとえば老舗の和菓子屋の息子が小さい頃から和菓子職人になるため修行を重ねてきたとする。
でも大きくなるにつれてだんだん修行が辛くなってきて他にやりたいこともできた。
ただお菓子つくりは小さいころから仕込まれたので得意ではある。でも和菓子屋は継ぎたくない。
こんなケースかな。


面接の回答は1週間後にメールするとのこと。
とりあえず待とう。