メンバーの希望を叶える努力をする | 上司のための、女性部下マネジメント講座

上司のための、女性部下マネジメント講座

「言ったのに動いてくれない」「ちょっと注意したらふてくされてしまった」「女性と仕事するの、ほんとはめんどう。。」と感じている上司のための、女性マネジメントのコツを書いています。


おはようございます。
美容業界で働く女性リーダーのための、チームづくりアドバイザー前川です。

美容業界の仕事は9時17時ワークというより、営業時間が長いため出勤・退社時間が遅かったり、休みはシフト制だったり、さらには年中無休であれば、GWもお正月も誰かが常に働いている状態だったりします。
(飲食業も同じですね)

美容業界で働く女性にとって大きな関心事の一つは、来月の自分の休みがいつになるのか・来月の自分の出勤体制はどうなっているのか、ということ。
(曜日などで休日や出勤時間が決まっているところは別として)

世の中が休みモードで浮き足立っている時に自分は休めない。
友達や恋人・家族と休みが合わない。
終業時間が遅いので、プライベートの予定を入れられない。

などの理由で仕事へのモチベーションが下がってしまうこと、実は結構あるんです。
(退社理由になることも少なくありません)

入社間もない若手や、結婚して家庭を持ったメンバー、お子さんのいるワーキングマザーなど、
いろいろな世代で、この問題が起こります。


こればかりは世の中の流れや所属組織の営業方針によるので、リーダー一人の力ではどうしようもないのですが、それでもどうにかしたい。

もしあなたが出勤体制づくり業務を担っているのなら、出来る限りメンバーの希望を叶えてあげましょう。希望が通るような出勤体制づくりを考えてみましょう。
もちろん、希望とわがままを線引することは必要ですが。

一ヶ月単位で難しければ、数ヶ月単位で考えてみる。
一人で考えて難しければ、上司や先輩に相談してみる。


出来るはずがないと決めつけず、もし出来るなら・・?と可能性から辿って考えてみる。
固定概念を取り払って、新しい視点で考えてみる。


はじめは少し大変ですが、それによってメンバーのモチベーションが上がり退社希望が減るのなら、取り掛からない理由はない。

出勤体制を例にとって考えてみましたが、いろんな問題に応用できそうですよね。