【8bitBrain】メロネサリ | 独り言の手帳

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自分って、多分・・・サリーさんに関して、ちょっと変わった見方をしていて。

 

彼女を演者としては見ることが少ない。・・・っていうと語弊があるけど、ヴォーカルでも、ダンサーでも無く・・・振付師で、演出家の側面をもつ方が、表現者としてステージに立っている。

そういう感覚で見ていました。

 

 

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彼女が8ブレに加入して、大きな変化が2つあったと思っています。

 

 

1つ目は、8ブレの振り付けで「5人の動き」が見違えるように「揃った!」という部分。

 

それまでも、動き始め、動き終わりのタイミングは揃っていたけど・・・

・動いてる「途中の軌道」

・「動かす時間」

・「動かし方」

・「止め方」

・それによって発生する「重心の移動」。

 

そういう細かな部分をしっかりと追い込んでくれてた。

 

サリーさんが加入して、どの位だったか忘れてしまったけど、無警戒で見た時に、動き方が見違えて凄く驚いた思い出があります。

 

それも見るたびに精度が上がっていくのがわかって。

「ダンス」が「群舞」に少しづつ代わっていくのが分かって。

 

自分はそういう表現が好きなので・・・・揃ってて欲しい!と思っていたので、凄くいい方向に変わってくれて嬉しく思いました。

 

物販で、その事を話したことがあったけど

 

「メンバーに最初に言ったんだ。自分のグループは容赦しないで追い込んでいくよって。だから、もっともっときれいな動きにしていく」

 

って。言ってくれて。

自分がこだわって欲しい、と思ってて。

でも、いろんなグループを見ていても、手を付けずに放置されていることが多い部分。

 

でもその部分を、振り付けとして、重要視して

形にしてくれたことが事が嬉しく感じました。

 

多分。。。自分の中にあるメロネサリのイメージって

ここの部分・・・グループを群として見た時に、そこをきちんと追い込む必要をわかってくれて、実際に追い込んで表現できる。

出演者に伝え理解させる言葉を持っていて、なおかつ形にする手腕を持ってる振付師。

 

このイメージが最後までありました。

 

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2点目はその振り付け内容によって世界観が深まった事。

「作品」的になったっていって伝わるかな。

 

 

「振り」が「世界観の表現の補完」にシッカリとなっていたと思ってます。

 

「孤独の表現」の一つとして、一人だけ離れた場所に立っている。とか。

「マリオネットが動き始めるシーン」をこの動きで表現してる。とか。

わかりやすいけど、深い内容を作ってくれて。

 

音を消して振り付けだけ見ても歌詞のストーリーが伝わると思うこと多々。

 

そういう世界観を作ってくれる演出は大好物で。

自分はこういう世界観を見たいと思い続けてる人間でした。

 

これに他のこよ・まり・もも・あんの爆発的なパフォーマンスが絡むと、化学反応っていうか、また違った迫力を出してくれて。

 

彼女が作ってくれた「板の上の世界」は、自分の中で凄く大きな衝撃を与えてくれて・・・

なんというか、ここで見れるんだって。

8ブレのステージを「面白い」から「見たい」に変えてくれました。

 

 

同時に、アタマの中どうなってるんだろう。って感じる事も多くて。

イメージが多彩で、引き出しが多くて。

表情、動き、間。っていう基本的なものだけじゃなくて、手話、余韻。

そういう部分を中核に入れてくる振り付け。

 

この振り付けだと、こういうシーンに使いたい。

あの振り付けだと、こんなシーンにしか使えないけど凄くハマると思ってる。

 

取捨選択がすごく上手い。

 


一回、考え方を知りたくて、話した事あるけど。わからなくて。

ロジックになってる様な、なってない様な。

 

直感で「振り付け」をつくる人はたくさん知ってる。

理詰めで「振り付け」をつくる人、俺の周りにたくさんいる。

 

でも、多分・・・直感で作った後に理詰めで再構築してる?

と思わせてくれること多々。時には作り直すこともある?

と思うような事も多くて。

 

この不可思議な世界が好きでした。

 

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話して気づいた事なんだけどね。

 

8ブレの振りを作る際に、ライブハウスだけはなく、大きなステージに立った時でもちゃんと映える振り付けだってのは感じてたのだけど、もっと細かく具体的なイメージで振りを作ってくれていて。

 

しかも、かなり具体的なイメージで。

 

600人規模の箱で、アンコールの一曲目に使えるようなイメージ。とか。

1000人規模の箱の、スタートダッシュが終わった4.5曲目に入れて、「乗せる」から聞かせるにシフトする曲とか。

 

ちょっと話すと、どんどんそういう言葉が出てきて。

 

ちゃんと曲を武器に変えてくれていて。

 

メジャーデビューとかそういう時期含めて、ステップアップとかそういう部分まで見据えて作品を作っていたり。

 

それがZEPPで見れた!とも思ってて。

 

ステージ外の部分でも彼女の演出は楽しませてくれました。

 

 

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彼女が8ブレに入ってくれて。

 

すばらしい作品を多数見れたと思ってます。

「楽しい」だけじゃなくて、「引き込まれる」作品。

 

自分の見たいと思ってるものが見れた時間でした

 

 

今後・・・どうなるか全くわからなくて。

変なことは言えないんだけど

また彼女が演出するステージで

ワクワクさせてもら得たら嬉しい。

 

そう思ってます。

 

 

ありがとうって言葉よりも、また面白い作品見せて下さい。って言葉を伝えたいなと。