なかなか更新できませんでしたが、気がつけば今年も後半に突入、早くもひと月が終わろうとしています。梅雨明けから一気に猛暑到来、エアコン苦手の私もさすがにこの暑さには耐えきれず、エアコンと扇風機を毎日フル稼働でなんとか過ごしております。
さて、7月14日の赤とんぼコンサート無事に終演いたしました。
第一部は「大中恩 生誕100周年記念」と題して、作曲家大中恩さんの作品をどーんと20曲以上お届けしました。「サッちゃん」「犬のおまわりさん」「ドロップスのうた」までは知っていたのですが、大人の歌もこんなにたくさんあったとは!
大中先生は「花鳥風月」を題材にした曲は書きたくなかったんだそうで、愛をテーマに多くの作品を書かれました。歌曲460曲、合唱曲1500曲、こどものうた300曲、校歌や社歌も含めると、なんと作品数は2000曲以上!
器楽曲も60曲ほどあり、ほとんどがピアノとリードオルガンの曲なのですが、その中にひとつだけクラリネットの曲がありました。2000年に作曲された「クラリネットのための3つの小品」、出版もされておらず、なかなか演奏される機会がないということでしたが、手書きの楽譜のコピーをいただいて音を出してみると、これがまた素敵な曲で。手書き譜にはありませんでしたが、データベースを見ると「ためらい」「いたずら」「やすらぎ」とそれぞれにタイトルがついていました。今回は「いたずら」と「やすらぎ」の2曲を演奏したのですが、リハーサルで吹くたびに他の出演者の皆さんが「いい曲やねぇ…」としみじみ。ぜひまた機会があれば今度は3曲とも演奏させてもらいたいなと思います。
第二部は「きらめく星の音楽たち」
7月といえば七夕ということで、星にちなんだ音楽を集めました。
トスカの「星は光りぬ」、元々はピアノ伴奏だけの予定だったんですが、クラリネット的にはたいへん美味しいソロ、参加させてもらえて嬉しかったです。
前後半で衣装替え。後半のドレスコードはお星さまのキラキラで!と言われたのに、逆に地味になってる私…いやあの、襟ぐりが天の川っぽいかなって思ったんだけどね😅



