10回目のフラワーバレンタインコンサート、無事に終演しました。
ありがたいことに補助席が出るほど満席となったベガホールで、一曲目からすっごく大きな「ブラボー!」のお声がかかり、その熱量に出演者もびっくりびっくり



今回のタイトル『花言葉は I Love you』
“2人の心に恋が芽生えて、ふくらんで、花咲く幸せから、人の世の無情、移り気、情熱のあの時、悲嘆、苦悩を超えて、再び本当の愛を知り、感謝を捧げるまで。”
という壮大な物語を花言葉に乗せて、クラシックから歌謡曲、タンゴに日本歌曲にミュージカルまで、幅広いジャンルを盛り込んでお届けしました。
出演者はそれぞれのお花を持って出たり、変化する照明に合わせて動いたり、演奏したと思ったらアナウンスに回ったりと大忙しです。



写真はゲネプロの時のものですが、曲想やストーリーに合わせて照明やステンドグラスも色とりどりに変化し、とても美しい舞台となりました。
おかげさまで満員のお客様がこのストーリーを積極的に楽しんでくださり、その後も「ブラボー」だけでなく「よかったねー」とか「おめでとう!」とか「可愛い!」とか自然に声がかかる感じで、客席がとても温かくて楽しかったです。


ちなみに私のソロは「秋桜」でした。
「嫁ぐ日を明日に控えた娘は、小春日和のように暖かいお母さんの愛情に包まれて。ありがとうの言葉を噛み締めながら、彼と生きていきます。」
という曲なので、特に娘を持つお母様方にはしっかり刺さったようで、「泣けた」という感想をたくさんいただけてホッとしましたま、その後の「関白宣言」に全部持っていかれるんですけどてへぺろ


「野菜サラダ物語」では先に舞台に出た眞弓さんが、カゴに入った本物の野菜を手にそれぞれの花言葉を伝えていくのですが、“あれ?キュウリから始まるはずだったのに…さては見つからなかったな?”などとニヤニヤしながらスタンバイ。さらに赤ちゃんを抱いた旦那さん登場の際には、“ふっふっふ、おくるみでわからないようにしてるけど、あれ実はドナルドダックなんだよな〜”と更なるニヤニヤをこらえながら吹いてました爆笑





後は『フィナーレの「東京ブギウギ」の前に、舞台転換と着替えの時間が2分ほど必要なので、ピンスポでアカペラで1曲お願いね、録音アナウンス流れるからその合間に上手いこと入れてね、あ、暗譜でよろしく♪』というお題が本番の10日ほど前に降ってきたので、心臓バクバクで「トロイメライ」を吹きました。
心臓バクバクだったのでタイミングを間違えて、アナウンスより先に終わってしまうかもしれない危機が発生しましたが、なんとか無事に乗り切れたのでよかったです。
あーコワカッタ。暗譜キライえーん





それにしても10回目を迎えたこのコンサート、花と愛をテーマに毎回あらゆるアイデアを盛り込んで一から台本を作り上げ、そして自ら歌って踊っちゃうソプラノの長谷川眞弓さんのエネルギーには本当に感服します。他の出演者の方々も舞台を支えてくれる方々も、みんな長谷川さんの思いを形にするべく集まったすごい人達ばかりなので、こちらも本当に刺激を受けてばかりです。これからも精進いたします。



ご来場くださった皆様、応援してくださった皆様、支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。