今日で3月も終わり。
今年は桜が早くてびっくりです。


今月後半の振り返りを。

まず京都へディルクさんと麻子さんのコンサートを聴きに行きました。直前まで暖かすぎるくらいの日が続いていたのに、この日の京都はとても寒かった🥶




ドイツロマン派の始まりから終わりまでをクラリネットとピアノの作品で辿っていくプログラム。お二人の初共演から10年という節目の素晴らしいコンサートでした。



ちなみに第2部の最初、ピアノによる「イゾルデの愛の死」に繋げるように舞台袖から聴こえてきた、クラリネットではない謎の響き。曲が終わってからも吹き手が顔を出すことなく、そのまま次のプログラムへ進んでしまったので、誰が何を吹いていたのか謎のまま。後で聞いてみたら「忘れてた」とのことでした😅



せっかくなのでどんな楽器なのか見せてもらったら、居酒屋さんの片隅なのにこっそり音も聴かせてくれたディルクさん。タロガトーはソプラノサックスみたいな楽器でした😉



ディルクさん達の初共演の場に居合わせ、こちらも10年の付き合いになった関西ヨーゼフ会?の仲間たち。ようやくまたみんなで打ち上がれるようになって嬉しい😊



そして24日はコンクールの受賞者記念演奏会のコンチェルト伴奏のお仕事でした。当日ゲネプロと本番のみ。なかなかの緊張感のなか、小学生から大人までのソリストさんと抜粋ですがコンチェルト6曲!(クラリネットは降り番が2曲あったので、本当は8曲でしたが)そして待機中の舞台袖がこれまたとても寒かった🥶



身体が冷えると気管支が狭くなって咳が出てきちゃうんです。この日は舞台上も涼しいくらいだったので、こらえるのが大変でした。ソリストさんの晴れ舞台なのにオケが傷つけるわけにいかないし。あー苦しかった😮‍💨



そして同じく24日の夜から3日間、こちらのコンサートの集中リハーサルと本番でした。




実はこの直前に身内の不幸があり、告別式が名曲コンサートの当日と重なって参列できなかったのですが、故人への想いはエニグマに乗せて演奏しました。私のコンサートにもよく応援に来てくれていたので、たぶん聴いていてくれたと思います。



卒業を迎えた生徒さんが挨拶に来てくれたり、オーケストラを卒業していく人や転勤で休団する人などとのお別れが続きました。特にコロナの年に入学した生徒さんとは初対面がオンラインだったり、いろいろと試行錯誤の3年間になってしまいましたが、無事に送り出せて良かったです。



春は別れと出会いの季節。明日からの新年度、今度はいろんな新しいものに巡り合えるといいなと思います。