もう1週間経ってしまいましたが「第201回赤とんぼコンサート〜春になったら旅に出よう〜」が無事に終演いたしました。当日はとても良いお天気に恵まれて一気に春らしくなり、和やかなコンサートになりました。


お客様からのアンケートでは「世の中暗いニュースが続くなか、春らしいステージで心が癒されて、明るく楽しい気持ちになれました」といったご感想を多くいただき、ヴェニスの謝肉祭も「また聴きたい」とのお声があったとのこと。ご好評いただけて嬉しいです。



コンサートは二部構成で、前半は歌を中心とした「日本の春・日本の旅」、後半からは楽器組も加わっての「海外の春・海外の旅」でした。私が参加した曲は「スプリング・ソナタ」の他にも「フニクリ・フニクラ」や「オー・シャンゼリゼ」など明るい曲が多かったのですが、1週間経った今もずっと心に残っているのは「ともしび」というロシア民謡。正確には民謡ではなく、第二次世界大戦中に書かれた、前線に送られる若い兵士と残された恋人を描いた歌なのですが、いまこの時にも望まぬ戦争に巻き込まれ苦しんでいる人たちがいると思うと、1日も早く世界に平和な日常が戻りますよう強く願うばかりです。