先日こちらの楽器を体験してきました~(^^)
 
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雅楽で使われる楽器、笙です。17本の竹管を束ねてあり、下部に付いている金属製のリードで音が出ます。発音の仕組みはハーモニカやパイプオルガンと同じです。
 
 
ちなみに奥の缶に入っているのは電熱器。何に使うかというと…
 
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リード部分の結露を防ぐため、演奏前と演奏後に楽器を温めないといけないのです。人の体温ぐらいまで温めないといけないということで、なかなか大変な作業でした。
 
 
そして実際に音を出してみると「天から降り注ぐ光のよう」とも言われる、あの神々しい響きがラブラブ
 
 
一度に5〜6つの音が和音として鳴るので、基本的に1つずつしか音を出せないクラリネットと違って、とても新鮮音譜
 
 
吸っても吐いても同じ音が出ますし、吹くこと自体はそんなに大変ではありませんでしたが、指がたいへんでした汗
 
 
だって運指表がこんなの↓
 
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なぜか漢字というだけで、音とか指の場所とかぜんぜん頭に入ってこない…そして実際に楽器を構えると、自分の指も押さえるべき穴も自分で見ることができない…汗
 
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半笑いなのは、講習の終わりに急いで撮ってもらったので、「ちょ、ちょっと待って〜あせる」と言いながら、指の位置を必死で探しているからです(^^;;


ちなみに雅楽では、正座ではなく胡座が正式な座り方なんだそうで、次の日またしても筋肉痛汗
 
 
さて、いったい何の講習だったのかというと…
 
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平成21年から教員免許更新制というのが始まって、10年ごとに更新手続きをしなくてはならなくなりました。
 
 
2年間で5科目30時間の講習を受ける必要があるのですが、私は昨年うっかりしていて受講しそびれたので、今年中に全部受けないと免許が失効してしまうことに…汗

 
で、せっかく講習を受けるのだから、なかなか日常で接することのない日本古来の音楽に触れてみたいと思って、この「雅楽基礎講座」を選択。
 
 
朝から夕方までみっちり6時間、講義と楽器体験があり、最後にはもちろんテストがあります。
 
 
資料は事前に送られてきていたので、もっとしっかり予習しておくべきでした…資料を見ながらの講義は意外にもさらっと終わってしまい、他にもたくさんあった楽器の紹介や体験、そして練習に時間が割かれました。
 
 
楽器体験の締めは参加者全員による「越天楽」の合奏。運指がおぼえきれず、半分くらいしか正しい音は出せませんでしたが…
 
 
そして合奏が終わってホッとしたのも束の間、最後のテストには「全て漢字で書くこと」という大きな壁が…!
 
 
知ってる単語も漢字がすっとんで書けず、漢字のせい(?)で頭に入ってこなかった単語はもちろん思い出すこともできず…汗
 
 
どちらかというと漢字は得意なほうだと思っていたのですが、こんなにも頭に入ってこないとは…そういえば高校時代も古文漢文は苦手だったような。
 
 
結果がわかるのは9月…
ちゃんと履修認定もらえるかなぁ汗