Cinema 2023 / 牯嶺街少年殺人事件 エドワード・ヤン | Jose' 珈琲 のぐるり

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こんばんは、年始からいきなり風邪をひいて、少しこじらせてしまい声が枯れていましたが、ようやく復活してきました、風邪がかなり流行っているみたいですね、ほんとに寒い毎日ですが、お元気ですか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年末だったか、シネマテーク名古屋さんの後継となるミニシアター「ナゴヤキネマ・ノイ」さんの発足が発表されて、わーいとただただ嬉しい限りです、映画館のある街っていい、ふらっと映画を観た後に、街の雑踏はいつもと変わらないことにほっとしたりなんかして、でも、その映画を観て何かを感じた後は、今までとは、やはり少し違っていたりすることにむふふと静かな幸福を感じたりする、あの時間が好きなのだ、年をまたいでしまいましたが、2023年映画館で観た映画の記録

 

 

 

 

 

 

 

〈作品名 / 監督名〉

 

 

・殺人狂時代 / チャールズ.チャプリン

・ソングス・フォー・ドレラ / エドワード・ラックマン

・美女と野獣 / ジャン・コクトー

・詩人の血 / ジャン・コクトー

・オルフェ / ジャン・コクトー

・ブローニュの森の貴婦人たち / ロベール・ブレッソン

・ラストエンペラー / ベルナルド・ベルトリッチ

・大恋愛 / ピエール・エテックス

・THE FOOLS 愚か者たちの唄 / タカハシシンイチ

・パルムの僧院 / クリスチャン・ジャック

・肉体の悪魔 / クロード・オータンテンララ

・ジュラールフィリップ最後の冬  / パトリック・ジュディ

・美しき小さな浜辺 / イブテンアレグレ

・愛人ジュリエット / マルセル・カルネ

・コンパートメント№6 / ユホ・クオスマネン

・モリコーネ映画が愛した音楽家 /ジュゼッペ・トルナトーレ

・モンパルナスの灯 / ジャック・ベッケル

・夜の騎士道 / ルネ・クレール

・花咲ける騎士道 / クリスチャン=ジャック

・デビッドボウイ ムーンエイジ・デイドリーム/ブレッド・モーゲン

・それでも生きていく / ミア・ハンセン=ラブ

・カルメンという名前の女 / ジャン・リユック=ゴダール

・はなればなれに / ジャン・リユック=ゴダール

・私、オルガ・ヘプナロヴァー / トマーシュ・バインレプ

・ウーマントーキング / サラ・ポーリー

・苦い涙 / フランソワ・オゾン

・少年と犬 / L・Q・ジョーンズ

・トゥ・レスリー / マイケル・モリス

・オープニングナイト / ジョン・カサベティス

・君たちはどう生きるか / 宮崎駿

・全身小説家  / 原一男

・コンサートフォージョージ /デビット・リーランド エリック・クラプトン

・ジェーンとシャルロット / シャルロット・ゲンズブール

・エリザベート1878  / マリー・クロイツアー

・エドワードヤンの恋愛時代  / エドワード・ヤン

・ウエルカムトゥダリ / メアリー・ハロン

・牯嶺街少年殺人事件 / エドワード・ヤン

・ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家/ シリル・ルティ

・シモーヌ フランスに最も愛された政治家 / オリビエ・ダアン

・シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ロックと家族の絆 / 寺井到

・福田村事件 / 森達也

・旅するローマ教皇 / ジャン・フランコロージ

・ヨーロッパ新紀行 / クチスティアン・ムンジウ

・私がやりました / フランソワ・オゾン

・陽炎座 / 鈴木清順

・ツィゴイネルワイゼン / 鈴木清順

・ブック・セラーズ / D・W・ヤング

・青春ジャック 止められるか俺たちを2/ 井上淳一

・シェイン 世界が愛する厄介者のうた / ジュリアン・テンブル

 

 

 

 

 

 

先日お越しのお客様から、2023年良かった映画は?と聞かれ、どれもそれぞれに違う味わいがあったから、決め難いけれどと、うーんと考えて出てきたのが、昨年マーティン・スコセッシ監督主導によるデジタルリマスター版が再上映されたエドワード・ヤン監督の「牯嶺街少年殺人事件」ようやく、観れた歓びも含めて記憶に残りました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1961年台湾で起こった実際の事件を基にした4時間の大作、全編、映像がどこか懐かしく瑞々しく美しくて自分の幼い頃の記憶まで呼び覚まされた、当時の台湾の社会・時代背景や家族の絆、葛藤、青春・友情・初恋・若者の若さ故の残酷さなんかがてんこ盛り、全編ヒリヒリする痛みが漂っているけれど、ただただ美しい、4時間の長さはそれ程感じなかった、主人公が恋する女の子「小明」のすくっとした佇まいが素敵で、鑑賞後調べてみたら、監督が海外までイメージにあう女の子を探しもとめて、見つけ出したといういわくつきのキャスティングなのだとか納得、とにかく素晴らしい存在感、この映画以降、他の映画には出ていないというのも、ファムファタル感があって神秘的、もう少し台湾の歴史を学んでから、もう一度鑑賞したい、都度プレスリーの曲なんかが入っているのもいい、全くの脱線ですが、台湾といえば、明後日の選挙も気になりますね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少しづつ日が長くなって、陽ざしも日に日にあかるくなっていると感じると気分も上がりますね、まだまだ寒い日が続きそうですので、どうぞもりもり食べて、寝て、お身体ご自愛くださいませ

 

 

 

 

 

 

 

 
 

これも本当によかった、泣