'12.03.27/東京
王者
スリヤン・ソー・ルンビサイ(タイ )
20勝7KO4敗1分(23歳)
vs.
同級3位
佐藤洋太(協栄 )
23勝12KO2敗1分(27歳)
今、日本人ボクサーで世界に一番近いといわれる佐藤の初挑戦やね。
挑戦者の佐藤は、右ボクサータイプ。
右構えの日本人で、ここまでボクサーなスタイルは珍しいかもねw
ジャブを突きつつリングを縦横無尽に動き回る長身ボクサータイプで、ぎこちなさが変則っぽな感じもあって、とにかくとらえどころのない選手やね。
ディフェンスは、フットワーク主体で、ショートレンジではしっかりとガードを固め、ボディワークも絡めるね。
距離はミドルレンジからアウトレンジを主戦場とするアウトボクサーやけど、ショートレンジ も苦とせんかもね~
ショートレンジでのカウンターの右アッパーは、天性のタイミングを持っとるかもね。
全体的な印象としては、手足の速い天才肌のアウトボクサーといった感じやね。
王者のスリヤンは、右ボクサーファイタータイプ。
ジワジワとプレスを掛けていく割りに、自分から仕掛けるタイプやなく基本、カウンターパンチャースタイルやね。
ディフェンスは、ボディーワーク主体でかなり目が良く、そのままカウンターに移行することが多いね。
距離は、ミドルレンジ主体で、ショートレンジではフック系を振り回し、ミドルレンジからの踏み込み鋭い右ボディストレートはタイ人特有のパンチやねw
全体的な印象としては、相手のええところを出させへんカウンターパンチャー で、戦績ほど穴王者とは思えんスキルを感じるね~
展開予想は、佐藤が序盤から距離を支配しペースを握り、ジャブを主体にポイントを重ねる展開やないかな~
中盤以降、スリヤンが勝負を焦って無策にインを取りに来るところに佐藤の右アッパーが炸裂しそうな予感。
タイ人ボクサーは、縦回転系のディフェンスが拙いタイプが多いからな~
勝敗予想は、佐藤の中大差判定勝ち。
個人的に、軽量級最上レベルのスキルを持つと思うとる前WBC世界S・フライ級王者トマス・ロハス (メヒコ)を攻略したスリヤンのスキルも侮れんけど、佐藤のアウトボクシングがそれを凌駕しそうな感じがするんよね~
↑佐藤が戴冠したら、TBS3兄弟の二男が挑戦せえやw
↑TBS3兄弟は、もうWBCタイトルには挑戦せんやろうな~w