WBA王者
アミール・カーン(イギリス)
vs.
IBF王者
ザブ・ジュダー(アメリカ)
WBA王者のカーンとIBF王者のジュダーによる王者同士の対決やね。
カーンはWBA王座5度目の防衛戦で、ジュダーはIBF王座の初防衛戦やね。
WBA王者のカーンは、25勝17KO1敗の右ボクサータイプ。
確かアテネ五輪やかの銀メダリストで、中量級のスーパースター候補やね。
つうか、もうスーパースターかw
フットワークとハンドスピードが突出しとるボクサーで、速いコンビは手打ち気味な印象ながらも当て勘の良さも感じさせる天才肌なタイプ。
その天才肌なタイプにありがちの打たれ脆さも兼ね備えとるんやけど、当時の暫定王者マルコス・マイダナとの王座統一戦でのTKO負け寸前の大苦境を乗り切ったことで、一皮剥けた印象やね。
特に、陣営にフレディ・ローチ トレーナーが加わったことで、しっかり腰をのせたパンチも打てるようになったし、戦略含めてパッキャオと同じような成長が見られるかも知れんね。
IBF王者のジュダーは、41勝26KO6敗の左ボクサーパンチャータイプ。
ハンドスピードが突出するタイプで、踏み込み鋭い左ストレートと呼びこんでの左アッパーのカウンターが主武器やね。
こちらも天才肌なタイプで、スタミナと気性に難を抱えるタイプかも。
vs.メイウェザーやvs.コットなんかでも、凄くええ場面を作りながらも盛り返されて失速しとったね~
スタミナ難が定番化しとるんやけど、年齢的に克服するんは難しいかも知れんね~
つうかビックラしたんが、ジュダーのトレーナーって、元4階級制覇王者のパーネル・ウィテカ なんやね~
ジュダー&ウィテカなんて、悪魔コンビみたいでワクワクするがな~www
展開予想は、WBA王者がフットワークと手数を駆使しながら動き続け、IBF王者がワンツーを主体に応戦しつつカウンターを狙う展開。
序盤はジュダーがラウンドを支配しそうな予感やけど、徐々にカーンがペースを握って行きそうやね~
兎にも角にも、どちらもグラスジョーやから、倒し倒されの素人受けしそうな内容になるかもね。
勝敗予想は、WBA王者カーンの中盤TKO勝ち。
ジュダーが勝つとすれば序盤TKO勝ちやろうけど、カーンのスピード&スキルがジュダーの経験を上回るんやないかな~