2/13(木)14時公演
六本木EXシアターにて。
一階F列(6列)下手。G列まで段差無し、H列から階段状の座席となってました。
平面でしたが、そんなに見づらくもなかったです。二階席もあり、着席で920席とか。今日はぴあ貸切で、見渡せる限りはほぼ満席のようでした。
貸切特典のレインボーシールをいただきました。
ダブルキャストで、今日の配役は上記ですが、私は和希そらだけが目あてだったので他の出演者はほぼ知らずに出かけました。名前を知るのはソニンくらい。
ヘンリー8世(1491-1547)の6人の妻が(死後?)ガールズバンドを組み、自分がいかに不幸だったかを語り合い歌い合って、最も不幸な者がセンターとなるという、なんだかすごくシュールな設営。
戦隊もののようなそれぞれの色の、パーンと腰の張ったミニの、ピカピカ光るドレスをまとってハンドマイク片手にシャウトする6人の王妃たち。ちなみに和希そらのコスチュームは「青」で、足は他の演者のように網タイツとか生足でなく、一人だけスカートの下はスパッツ様のパンツでした。こんなド派手な衣装にも負けませんよ!(て、どこ目線w)足が長くて顔が小さくてスタイル抜群。宝塚時代は小柄な男役という感じでしたが、こうして一般の人と並ぶと、背丈はまぁ普通か、それ以上のスレンダー美女。
6番目にして最後の妻の役なので、舞台の上にはずっといるものの出演順としては最後。そして(ワタクシの)どうにもならない後悔としては、席が上手だったらよかったな〜ということで。6番目なので立ち位置としてほとんど上手に居ることが多かったです。くすん
2番目、4番目の妻のように途中から割って入ったりもしないし、一人だけ温度差を感じるちょっと引いて見ている感じの立場。役ごとのオーディションではないのではと(たぶん)思うのですが、それぞれに妙に当て書きっぽい仕上がりになっているように思います。それともキャサリン•パー役のオーディションだったのかな?
80分を6人で割ると13分ちょっとですが、体感的に和希そらの歌ってるのは10分弱かなー?1番目のアラゴン(今日はソニン)が歌は最も長く、2番目のブーリンと4番目のグレーブスが出しゃばる分露出も多い。和希はたぶんセリフは多いほう。ミュージカルなのに歌よりセリフで芝居の要素を多く担う。まぁしかしもちろん芝居部分もなんの不安もなし。歌えば低音はもちろん、かなりの高いところまで地声で出るスキルに感心しきり。踊りは、宝塚時代と比べればかなりのイージーさだったと思います。彼女のポテンシャルからしたら楽々クリアのレベルだったでしょうねぇ。
あー、もっともっと「和希そら」が見たかった!
宝塚時代はヒエラルキーがあったので与えられる役にも制限があって、物足りなく思っていたのではないかしら?実力は太鼓判、いま彼女の伸びしろを阻むものは何もないのだから、今後更にどんな顔を見せてくれるか楽しみです。興行的には、一観客では大した助けにはなりませんが、やりたいことをやってほしい。可能な限り見に行きたいと思います。
作品の歴史的事実や背景については、語れるほど詳しくありませんので、論評は控えます。このチューダー朝のヘンリー8世がエリザベス一世やメアリー一世の父親で、体がでかく、見ようによっては暴君だったということをわずかに知る程度ですが、1500年前後の権力者界隈ってまぁこんなものというか、想定内の情勢だったと思います。あと継ぎをめぐる争いが絶えず、男は多くの女を得て家のため、自分の欲のため子づくりにはげむ。女も家のため、(金品などの?)自分の欲のために一致する損得勘定。愛とか平和とかどうでもよくて、即物的刹那的に自分の欲を満たすのが一番。◯◯ファーストと、最近よく聞きますが、教育されてきた「他者のために」よりも前の時代、時は中世、まさに本能のままの、自分ファースト。
さて実は…
作品の出来栄えや、演者のパフォーマンスとは別の、私自身の問題なのですが、こういうライブのようなノリの作品だとは想像が及びませんで、、、まぁなんというか、非常に居心地が悪かったです。(ノリ悪いひとなので)
スタンディングが最後の2-3分だけでよかった。という情けない感想(笑)
お話が終わった後のアンコール的な場面で撮影が可能でした。全員立つ(立たないと見えないし)、入場時に配られている光るスティックを振る(しかしなんの説明もなし)、かつ、動画も撮る。トリプルタスク、ムリ。
ライブに慣れてる人ならおなじみの光景なのですかね?
かろうじて撮った舞台の写真がこちら。

今日『ファイアーブランド』という映画が封切りらしいです。
https://longride.jp/firebrand/
別視点、ちょっと見てみたいな〜。
日比谷でやるようですので、観劇の前後に行け、ということでしょうか?笑笑