どうでもいい話ですが…

今日は久しぶりの完全休養日。雲一つない青空の日、ようやく年始に息子の使った布団を干して押し入れにしまえましたww



さて遅れましたがちょっと前の話し。

1/23(木)

この日も日帰り遠征。娘と。

8時ちょっと前に家を出て、帰宅は0時ちょっと前。


13時の公演と18時からの新人公演を拝見しました。

ここでは通常公演のはなしです。



お知り合いの方にお骨折りいただきました。

20列最下手から。


観劇は3回め。

初見でブログも書きましたが、日にちも少し経って今日あらためて観ると、、、(あら、カンチガイしてた)みたいなところがいくつか見つかりましたので、自分の覚えまでに。



まずはショーのほうです。

下三角こってぃと和物の相性サイコーでは?

こってぃの青天は新選組場面でなく、『若き日の唄は忘れじ』の文四郎に扮した場面でのことでした。そちらのほうが場面が先だったので、こってぃ=青天の印象がすり込まれたのかも。超絶似合ってます。後の近藤勇役では、鬘は総髪。これはこれでステキ。ザンギリとかもいいかもね〜。また、羽織は土方歳三(瑠風)と近藤勇(こってぃ)の二人は、白地に黒のだんだら模様でした。沖田総司(芹香)ほかは、有名な浅葱色。テッパンですがカッコいい!萌えますねラブ


下三角第四景 神がき

さて今日のおみくじの場面では、「さの37番、小春乃さよちゃんルンルン」が呼ばれました。『花のオランダ坂』(昭和37年)より『私は桃の花が好き』を披露。まったく知らない作品ですが、タイトルの幕が出るのでありがたい。さよちゃんは直前の場面でも歌っていまして、巫女姿?のまま続けての登場。デュエットばかりでなくソロの場合もあるのですね。多くの生徒さんにチャンスがありそうで、東京公演の最後まで楽しみです。


下三角第七景 葛城

後半に定家葛(テイカカズラ)と呼ばれるエピソードがありますが、舞台の真ん中に洞(ホラ)のある木があって、その中にさくちゃんが囚われています。周りにはびこる葛が彼女を逃すまいとするかのようにうごめいており、しかもその葛が定家の執着の象徴だという、見ようによってはなかなかのホラーでして…びっくりホラだけに?(いかん、若谷のダジャレがうつったか…w)「何故そこから逃げないのか?」と問う定家、「わたしの執着だからですか?」と重ねて尋ねるのを否定しない式子内親王。いや、コワガーン

聞いた話によればこのセットは大野先生肝いりだそうで、墓石(ここでは木)にまるで意思をもった生き物のように絡みつく葛を、全身緑色のおおぜいの演者が演じています。単なるイメージですけど、大野先生にはなんとなくオタクっぽい気質がありそうじゃないですか?この執着の場面は鬼気迫る迫力がありました。



続いて芝居のはなし

下三角配役と脚本に思うこと

『ラズダズ』は話自体は単純で、全体に軽快です。

主にシャーリーン(瑠風)のせいで、ちょいちょい躓きますが深刻にはならず、主人公とヒロインのハッピーエンドが約束されているので気を楽に見ることができますね。

話を動かしている登場人物が数人程度しかいなくて、映画の撮影シーンを間に挟むことで(申し訳ないながら)なんとか1時間半に引き延ばし、他の出演者の出番を作った感じかなー。

撮影所が舞台の『ラストタイクーン』のような悲劇も争いもなく、『ベルリン、わが愛』のような戦時下でもなく、平和過ぎて失礼ながら眠気が…後半唯一のトラブルが撮影所がつぶれるかも?!ということでした。経営危機?まぁもちろん、一大事ではありますけど。

もし社長(主人公のおじ:まっぷーさん)をもっと悪どく、その娘(みねりちゃん)をもっとワガママな悪女っぽく描いたら対立構図としておもしろかったかもしれませんが、(諸般の事情によってかよらずか)あまりそこは際立たせたくなかったのかも…?自分の娘との結婚も甥を思っての提案なのか、はたまた単なる自分の欲なのか、どっちつかずの描写になっていた気がします。観ているほうがつい何か想像してしまう配役、設定のように感じちゃうのは考え過ぎでしょうかねぇ?このグループサイド、まっぷーさん、りずさん、みねりちゃんの組み合わせを一人変えるだけでも印象はだいぶ違ったと思いますが…

軽快な話の中になんとなく漂う妄想が気になりつつも、しかしもう本が上がっていたら、脚本通りに演ずるしかないですしね。演者のみなさんの奮闘はいつもと変わらず。

芝居の大団円の後には、客席降り、ロケット、群舞、デュエダン、パレードもついてますし、全体を大きく、ストーリーのあるショー作品と思って見るのもありかもしれません。となると、ショーの二本立て?