1/5(日)1100

VPass貸切、娘と。

こんなに年明けてすぐの観劇ははじめて。

8列目、最上手。前回は最下手でしたので、全くの逆位置からの眺めです。

前方席とはいえ、さすがにセンターが遠いわ。



日曜の三井住友カード観劇会(貸切)はとにかく男性率が高い。そしてお子様も多い。前が年配のご夫婦、真後ろが小学校低学年くらいの男子を連れたお母さん。拍手のタイミングとかもバラバラですが、まぁそういうことはワタクシは特に気にはなりません。自由に楽しんでもらってOK(^^)v


三回目の観劇となります。

今日はせっかくの最上手ですので、そりゃショーの話ですよね〜


中詰の客席降り。

すぐ目の前からほのかちゃんが階段を降りてきますが、うっとり前を見ている場合ではなく、最上手列もどんどん生徒さんが降りてきます。

一人目は風の如く走り去り(後ろまで行かなければならないですからね)、そのあとは太凰旬、涼香希南、龍季澪と怒涛の男役。全員ハイタッチしてくれました。両手でタッチのかたと、左右広げて隣の席の人と片手ずつにタッチ方式のかたも。タッチの瞬間は、本当にそっと羽のように触れるのですね〜ラブ初音夢ちゃんがすぐ目の先で踊っていたもののタイミングが合わず。後で近寄ってにこっとタッチしてくれました。優しいわ〜おねがい

私のように花組の生徒さんの顔と名前があまり一致しない場合、顔を知ってる生徒さんが近くに来てくれると気分が上がることうけ合いですが、センター付近のよーく顔のわかる方は通る列ではなく、知ってる方だといいなーとだけ思ってワクワク待っていましたが、思ったよりわかる顔の方々で興奮しました!笑い泣き

「ジェンヌさんみんな美しすぎる問題」という、私の中での案件があって、なにしろみなさまきれいなので、美人だらけのジェンヌさんの中では目立たない、さがせない事ありませんか?人によって違うとは思いますが、私の場合だと(退団済の)紫藤りゅうとか、天華えまとかが代表格。娘はなんと、(トップになる前の)龍真咲がわからないとかww(マジ?)そういう意味で近くを通った方々は、舞台でも探せる特徴を持った方。「目立つ」「さがしやすい」という意味では得難いことだと思います。強調しておきますが、もちろんジェンヌさんどの方も普通におきれい。我々一般平民基準と宝塚基準はかけ離れたものですからね〜


今回ひとこの衣装のなかで、ほかの出演者が赤のスーツの時の、(色は)地味なダークグレーのスーツがとてもステキです。こういうシンプルなスーツが似合うのはほんとに本人の素材がいいから。まぁ難を言えば華奢過ぎるきらいはありますが。後で娘に、(サラリーマンの町新橋とか五反田に)ああいうダークスーツの人歩いてない?と聞いたら「いない」とバッサリ。あんなすてきなスーツの人が歩いてたらそりゃふり返るよな〜と、一瞬のはかない夢でした。

戴冠式の場面はもう、夢の世界そのもの。あんな人は歩いていません。さすがにそれはわかる。

スカステで好きな番組のひとつ『ステージドア』では、戴冠式のセットの製作の様子がスタッフさんのインタビューを交えて紹介されていて、設計する部門、建てる部門、塗る部門など、好きな職業につけるなら大道具志望のワタクシにはめちゃ楽しい番組でした。(認識違いでなければ)ショーの全てがこの戴冠式に向かって作られているのだそうで、あのセットそのものが、王冠になっているのにお気づきでしたか?セットをじっくり眺めているうちに、ひとこが濃い青色のマントを纏って現れ、今日もため息がもれました。


退団のかちゃにはとても多くの時間が割かれていますが、印象的だったのは下手の花道を去る前に矢を射るシーン。キラキラと光って飛んだ矢が、真ん中のひとこに当たってスポットになる演出で、『NOW ON STAGE』によれば89期初舞台ロケットの後にはけるところで、当時かちゃ自らが行ったのだとか。若谷先生、泣かせてくれますね。よくジェンヌさんたちが「愛にあふれた」という表現をしますが、正にそんな感じ。

出演者のみならず制作サイドも力を合わせて、舞台を作り、守ろうとがんばっているのを思わずにはいられません。


今年もこの華やかな舞台を観に、元気で通って来られるように祈る観劇始めとなりました。