11/2(土)1530
お知り合いにご縁をいただいて夫と観劇。
17列目最下手。
夫から「観たい」と言われての手配。
日本が舞台の現代劇に興味は無さそうなのに、やはり人気だった原作映画の影響かな~。月組『カンパニー』のときは、全く興味ナシでしたので…
前項で書きましたが、実はホンチャン公演はこれが初見。先に新人公演を拝見しました。
やはり本公演はなにかとレベルが違いました。
プロローグの時点から、わぁ〜と
しかしまずは、ようやくの初見で、何もかもが吹き飛んだことを言わせてください。
天希ほまれさん!
芝居では松ジイという個人的に楽しみにしていた造形の役を演じ、なんどオペラで見ても(ほんとに天希さん?)と感嘆する出来。98期、プリンス暁と同期です。そしてティアラアズールでの客席降りで、私のすぐ近くをお通りに。そのキラキラ感たるや、松ジイの面影は全くなく…
天才か…
今すぐに巻き戻して芝居を観なおしたいと思いました。
新人公演が初見だったせいで、御剣海くんのビジュアルが記憶にしみ込んでいて、ショーでもあちこちで発見できたのがなかなかに楽しかったです。がんばれ!
忘れないうちに新人公演の私なりの答え合わせを。
聡子の兄役の碧音くん、今日の本役のさりおくんの時より拍手が多かったような?碧音くんへの応援だったのかもしれませんね。入団時成績が一番で、新人公演の主役をファンからも嘱望されていたと思います。最後となった長の期で主役を取れず残念でしたが、全員がやるわけにはいかないのでしかたないところ。応援してくれるファンの方は大勢いそうですし、自分なりの目標に向けて腐らずに精進していけることを願っています。
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さてさてこの作品とは直接関係はないのですが、夫のすぐ前のかた(女性)の座高が周辺からみて飛び抜けて高く、真ん中あたりがほぼ見えない状況。
幕間で「前の人の頭で見えなかった」と文句タレタレの夫と、ショーでは座席を交換しました。「あなたが見えないよ?」と言われましたが、まぁ私このあともまだ見るし、注目している人はどちらかと言うと脇にいるのでだいじょうぶ、と。きちんと背中を付けてくれていたと思いますが、それでも吸収は不可能でしたので、仕方ない、こんな日もある(T_T) 見える下手を中心に見ていたわけですが、そんなときオペラに輝咲玲央様が入ってくると、幸福感いや増しで。見えなかった時間、空間が埋められた気がしました
座席位置とか前の人がどんな人かは、全く私の責任ではないのですが、同行者に観劇をストレスなく楽しんでもらえないのは責められてるようで辛いですね。そうは言ってもそんな恵まれた配席に当たるのは、感覚的には6割くらい。センターならほとんどの場合問題ありませんが、上手、下手は8割くらいは前の人の頭がかぶる問題は免れない。観客がそれを我慢しなければならない劇場の造りがおかしいとは思いますが、ハード面は何十年単位でしか更新されないので、生きてる間はムリじゃない?(苦笑)
せっかく観たいと言って楽しみに待っていた観劇をイヤな思い出にしたくなくて、席をチェンジすることにためらいはなかったです。
帰宅してから「チケット代はいくら?」と自分の分を払ってくれようとしましたが、「いいよ、私が払う。そもそもこれまでもチケット代はもらったことなかったよね?」と、チケット代は私持ちみたいなことが慣例のようになっているのを、ちょっとだけチクリと刺しました。オゴリで観たんだし、座席についても文句は言わせませんわよ。
娘に話すと「パパにチケットを割くのはムダ」と一刀両断されてしまいますので、このブログと私の胸のうちに。
余談が多くなってしまいました。
作品や演者についての話しは気を取り直してまた次回の観劇のあとに譲ります。