10/30(水)12時公演

阪急交通社で購入。S席ですが二階の12列目、センターブロックでした。

この公演初の、真ん中の幕の写真がこちら。



それなりに遠いですが、私の真ん前の席が空席でしたので、見通しは極めて良かったです。センターでしたしね。少しは空席があったようですが、95%は埋まっていたかと。当日券、立見券の販売もあり、一階席後ろと、二階席の後ろにも立ち見のお客さんがかなり入っていました。


今日はバウチームの一部の生徒さんが一階の前方上手に観にきていて、二階から見ていると開幕前には隣の一般のお客さんと和やかに歓談しているようでした。組が別れての公演だと他方の公演を観に行くことも多いのですね。


芝居はもう、講釈はどうでもよくなりまして(笑)、ききちゃんは成熟前の若者の造形と成長後の青年との使い分けがうまいなーだったり、りっつとの掛け合いがどの作品でもあったかくてほっこりするな〜だったり、真白くんは今回お調子者の役ですごく似合ってるけど、そろそろシリアスな役でも見たい(エクスカリバーのモーガン役は女性役でしたので)ものと思ったり、のあんくんの落ち着きたるや、とても下級生とは思えないと感心したり、嵐之くんのイケメン度が格段と上がってて困っちゃう(笑)とか、一人一人の造形や演技を観て過ごしました。


ショーについては、娘が「今回のショーはあんまり好みではない」と言うので、なぜかを尋ねたところ、「みんなもっと歌えるし、ピックアップしてほしい」と。まぁしかし通常の公演のショーだと、時間も55-60分ですし、どうしてもトップスターせいぜい2番手のフューチャー場面と群舞の交互になりますよね。もちろんききちゃんもいっぱい見たいという、わがままな娘です(笑)。ホントを言うと、退団前にこのところ定番となったトップさんのコンサート的な作品があれば、組の半分ほどの人数の出演する長めのショー作品に近いものになると思いますが、やはり通常通りとはいかないのが今の宙組の状況で。与えられた条件の中でできるだけのことをやっていかなければならない。宙組に限らず人生そのものの真理ですよね。芝居の方でここちゃん演ずるのエドガーの妻マリアが、エレーヌに言って聞かせるセリフが心に沁みます。

しかしのあんくん、目立ちますね〜。背も高いからですが、ダンスうまい人が!と思うとのあんくん。すぐ上に「りせなる」がいますし、路線は厳しいと思いますが、りっつや真白くんのように重宝される人材として期待大だと思います。


そしてなんと!マチネが終わって地下鉄の駅を目指していましたら、向かい側から歩いてくるのはなんと風色くん。背が高い!細い!!顔が小さい!!!宝塚市にお住いの方でしたら、身近にジェンヌさんがいらっしゃるのでそう珍しい光景でもないでしょうが、東京のワタクシには道を歩いているジェンヌさんなんて、レア風景でしかない。あまりに現実離れしたスタイルに見とれてしまいました。福岡サンパレスに向かう道はかなり広い道路でして、出てきた人たちは普通の流れだと逆側を通りますから、知ってか知らずか、風色くんはファンの流れとは逆側を歩いていたことになります。私たちはたまたま空港へ向かう先を急いでいた為に、急がば回れで人混みを避けて歩いていたところこの幸運に遭遇したわけです。いや〜最後に超弩級のご褒美がラブラブラブ


帰りの福岡空港のフードコートのようなところで福岡うどんをいただきました。






写真ではわかりませんが、福岡のうどんて柔らかいんですよ。ラーメンはバリカタとかいうのに、うどんは柔らかめ。関東でよくあるコシのあるうどんを想像して口にするとあまりの違和感にビックリします。なんでも昔、忙しい博多商人のためにあらかじめ茹でてあるうどんを湯通しして提供したのが、ひとつの理由とも言われているそうです。好みの問題だと思いますが、旅の思い出となりましたチョキ

2日間も夫をおいての遠征。娘が一緒でなければ踏み切れなかったと思います。出かけられてよかった!


千秋楽まであと2箇所、無事に最後までかけぬけられますように!