10/7(月)、13時公演、日本青年館にて。
明日海さんのファンのかたとご一緒に。
13列目かなりの下手、ファンクラブのピクチャーチケットがきれいです。
和希そらの卒業後初の舞台と楽しみにしていましたが、よく考えると私にとっては明日海りおも卒業後初でした。2019年の退団だったので、5年ぶりのナマのお姿。時々テレビに出るときなどはチラ見してましたが、一度はナマの舞台を観たいものと思ってました。『ガイズ&ドールズ』(2022年帝劇)が公演関係者の体調不良で中止となり私のチケットも飛んでしまい、その後もなかなか機会がなくて。
それにしても本作のホームページで見る和希そらの愛らしさと言ったら!元々男役としては小柄で、ちょっと童顔だとは思っていましたが、男役を脱ぎ捨てたらこんなにキュートなひとだったのかとあらためて感嘆。YouTube貼られていてコメント動画を見られるのですが、もうね、「そらくん」じゃなくて「そらちゃん」ですね。
同じくオフィスものの、宙組『プロミセス・プロミセス』でクズ男シェルドレイク部長を演じた同一人物とはとても思えない…
あんなに紳士もののスーツの似合っていた人が、今作ではシャネルカラーの紫やピンク系のスカートスーツです。※キービジュアルの服装は誰もしていません。
昨日が初日でしたので、ネタバレをなるべく避けて。
20分の休憩を挟んで2時間25分(一幕が1時間20分ほど。二幕が45分)。一幕が終わった時点では回収の道筋が見通せず、二幕でバタバタと辻褄合わせという感じでした
ざっくり、三人の女性会社員とボスの対決という図式で、1980年のアメリカ映画が原作。私自身その頃はまだ学生でしたが、今見てもこと日本社会においては実情はあまり変わってないな〜と情けなくもあり。
1980年当時のままではなくて「働き方改革」とかいうワードが出てくるあたり、現代社会にも通じる普遍的な問題提起も含んでいるのかと。それにしても、こんなことが普遍的と感じるようでは、男女共同参画社会や、シングルマザーの仕事と家庭両立問題、ワークシェア、リフレッシュ休暇などほとんど同じような課題が解決されずに40年以上も残り続けているのだな…と暗い気持ちになりますね。この先40年で解決するのだろうか…?
そらは明日海さん、平野綾さんに次いで三番手?のキャスト。なんなら宝塚時代より露出は多かったかもしれません。ソロ歌唱もあり、男役の声ではありませんが、歌も期待以上に堪能できました。
2008年ミュージカル化され、日本では2012年に上演。その時の主役は草刈民代、和希そらの役は紫吹淳だったので、やはり明日海さんが主役のおかげで(引きという意味ではないです)、三番手に食い込めたのかと思われます。
キャストで目を引いたのがロズ役の飯野めぐみ。主役チーム側にとっては敵がたですが、衣装や髪型、立居振舞など個性も強烈、歌もかなり歌えて印象的でした。飯野おさみの娘さんだそうで。へーっ
二番手ドラリー役の平野綾さんは、有名なのは声優なのでしょうが、アイドルっぽい容姿で歌も歌えて華もあり舞台映えのするかたでした。
明日海さんに恋する年下の弁護士役の内海啓貴(ウツミアキヨシ)さんは普通にイケメンですが、今はアンサンブルでもなくセンター寄りぐらいの位置かな…まだ30歳前のようなので、これから何か当たり役が掴めれば安定しそうな成長株かと。『ドリームガールズ』に出てたらしいという情報でパンフレットを探すとこの人。エフィの兄で作曲家兼ドリームメッツのマネージャー的な人でした。
そして明日海さんですが、さすがに卒業後5年も経ってますので、こういう感想もなんですが…普通に女優さんでした最後の場面以外ではパンツスーツでしたし、夢(妄想?)の中で白のジャケットを着て、羽を複数の男性アンサンブルに持たせて背景として彼女の後ろで振ってみせたりするのは、かつてのトップスターを思い起こさせるさせる演出なのかも?と思いましたが、知らなければ知らないでスルーもしてしまいそうな、ほんとうに普通に女優さんでした(2回目)。
宝塚ファンの業というか(笑)、複数回のチケットを取っていてしかもなんと明日!チケットは抽選だし重ならないようにはエントリーするのですが、連チャンは仕方のない時もあります。記憶の新しいうちに続けて見るのもたまにはありですね。
今日は東京宝塚劇場休演日の雪組さん。ひまりちゃんやらカセキョーやら(私の見たのは数人)、観劇にきていたようです。
ではまた明日(^.^)/~~