5/30(木)1500、東急シアターオーブ
A席、三階の一列目センターにて。
阪急交通社一般(抽選)で購入。
初日だったんですね〜(木曜なのに…)
6/16までの二週間ほど、貸切を含む23公演。東京のみとは言え別箱としたらかなりの長丁場。配信も円盤もないことが明かされて、界隈ちょっとした騒ぎになりましたが、どちらかというとそっちが普通。配信はコロナ禍からあと、わりにどんな作品でもするようになって(ファン対象のトークショーまで)、ちょっとありがたみが薄れた感はありますが、「まぁ配信で観ればいいか」と思っていたものが見られないとなると、なかなかのがっかり感。ただ公演数も多いので見たい人にはそれなりに回ってるのか?私も二枚あったチケットを他公演と交換に出してみること3週間、1件のお問い合わせもなく。皆さんにいき渡っているのなら円満でなにより。
初日、久々にきました。どなた様も初観劇ですから当然ですが、グッズ売り場の行列たるや!4つのレジに入口までずら〜っと!別にプログラムだけの列もありましたがこちらもすごい行列でした。たぶんキャトルかオンラインショップで買うほうがおすすめ。
ネタバレはしてないつもりですが、真っ白で観たいかたは閉じてくださるようにお願いします。
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客席に初日独特のとまどいを感じます。
こっちゃんの初登場に拍手も起きずでしたが、あれ?それともミュージカルだからこれでいいのか???
みなさーん?
ファンタジーと現実世界が混ざり合い、時間軸も過去と現在を行き来するし、登場人物もこっちゃんだけが高校生から50歳くらいまで通しでやるほかは、妻のサンドラも小桜ほのかと詩ちづるが年代を分け、二人の間の息子(極美)も子ども時代は娘役さんが演じていて、センター付近がかなりゴタゴタしてる感じ。
むしろ脇の、蒼舞咲歩、夕陽真輝のプライス兄弟、大希颯(大男カール)、碧海さりお(エーモス)、都優奈(魔女)などのキャラクターが立ってて、パンチが効いておもしろい。どこまでが現実でどこからが作り話なのか境界が曖昧だし、いろいろ荒唐無稽なのでお話しはもう好きか苦手かしかないのかな〜
ティム•バートンが映画化したと聞いて、(あー、そんな感じ)と納得しました。
小桜さんがヒロインですね。フィナーレの挨拶も詩さんよりあとでしたし、あいかわらず歌も聞かせて貫禄充分。衣装がいやにファンシーなのが年齢にそぐわない感じがしましたが、人の嗜好は様々なので…ただファンタジーの世界と対照にするのでしたら、もう少し落ち着いたご婦人の格好のほうが良かったかも。息子の嫁ジョゼフィーン(星咲希)より若作りでした。似合っちゃってましたが笑笑。詩さんのトップ娘役に向けた最終リハーサルなのか、はたまた次で退団の餞別なのかなどといろいろ考えてしまいました。
極美くんは堂々の二番手。なんという立派な押し出し、ビジュアルは満点、そしてスーツがお似合い。比較対象(こっちゃん)がうますぎるので不利ですが、やはりもう少しお歌をがんばってほしいかなー。声量は充分、ピッチはともかく、感情が乗ってくれば鬼に金棒かと思います。先々楽しみです。
原作小説も読んでないので単なる妄想ですが、BigFishというのは「ホラ吹き」のスラングとまで言わなくても、ホラ吹きを連想させる単語なのでしょうか?釣り人に釣果を大きめに語ることはありそうな話ですし、「こーんな大きな魚を釣った」という太公望の話は半分に聞いておいて間違いない、とでも言うような意味を含んでいるのかなーと。題名にデカデカと掲げるからには、作品のイメージを決定づけるタイトルなはずなので、ちょっと気になりました。
あ!プログラムに書いてあるやもしれませんね。(スミマセン、買ってません)
明日(金曜日)は休演だそうなので、本当の初日は実は土曜日で、今日のはプレビュー公演的な感じなのかしら。ご時世柄、休演といったらほんとに休養日なのだろうと思うので、初日(プレビュー)を受けて練り直しとかはなく、公演をやりながら深めていくことになるのでしょうね。さきっぽくんのイキリ立った演技とか、もっと笑いが起きてもいいのにと思いましたが、観客の方にもまだ遠慮というか戸惑いがありそう。
次回の観劇の時は20回近く公演を重ねた頃なので、だいぶ違ってるんじゃないかとそのへんを比べてみるのも楽しみです。
終演後の挨拶によれば、星組はシアターオーブがだいぶ久しぶりだそうで、なんとひろ香祐さん以外は初🔰でまだまだ楽屋裏がよくわからず右往左往している模様。2014年『太陽王ルロワソレイユ』(柚希)以来ということですかね?10年…早いわ〜