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https://cyborg009-the-stage.com/
5/23（木）12時公演。
日本青年館にて『サイボーグ009』を。
後方上手。
かいちゃんの主演で発表があり、取れたら観たいとエントリー。
作品自体は漫画では読んだことなくて、私の知識はアニメ寄り。昔は今ほど少年漫画を女性が買うことはなかったですからね。「あかーいマフラー、なーびーかせて〜、進めサイボーグ、我らの勇者
」という短調のメロディか刺さったな〜（*注）今作品中ではこの楽曲は使われていません。
入場してみるとロビーでのグッズ販売にすごい行列で、カプセルトイ（ガチャガチャ）は早々と売切。私は行列におそれをなして、見るのも諦めました。
幕間なしで１時間40分、そのあと２０分ほどアフタートークショーがあり、続いて舞台の前を１列になって通りながらの、キャスト（かいちゃん、はるこさん、ぴーちゃん）によるお見送り会がありました。青年館のキャパは1249だそうですが、２階席も含め誘導されて順番に退場で、３０分はかかりました。ニコニコ手を振っていましたが、近くを通ると疲れていることがわかって申し訳なかったな
「ありがとう」と言いながら手を振りました。
今日一番の「でかした！」は、終演後のトークショーに天華えまが登壇する日だったこと。
申し込んだ時は、001の声の出演も発表になってはいなかったですからね。退団してこんなに早く生で姿を見ることができるとは思わなかったので、興奮しました。本人は動いてないと死んじゃうくらいの性格らしいので、チャンスがあれば今後も舞台やらメディアにも露出するかもしれませんね。
開演前の諸注意のアナウンスがぴーちゃん扮する001で、それだけで気分があがりました。
さて作品の方ですが、私の覚えていたのと大きなイメージの違いはなく、望まない改造をされてサイボーグ戦士となった001から009が、葛藤を経て悪の組織と戦う決意をするというもので、なにしろ主たる登場人物が９人と多いので、紹介をするプロローグだけで２０分ほどかかりました。
あらすじがどうのと言うより、個人個人のパフォーマンスが大きくピックアップされる作品で、９人以外のアンサンブルの方たちの身体能力も圧倒的。バック転や片手倒立、頭での回転、息を呑むブレイクダンスの場面、床にマット？を一瞬敷いて高所から飛び降りたり（すぐに撤収）、複数人を前転で飛び越えたりとアクションシーン満載。どの人を見ても見どころしかない。外の舞台を観にいくと、たくさんの才能ある人たちがいるのに驚き、また名を売り芽を出すのがいかに大変かを思い知りますね。
最近の作品らしく映像がとても効果的に使われていて、多方向へのレーザーの照射も迫力を高めてました。ただいつも思うことですが、機械音の音楽の音量が大き過ぎで音割れが多発。セリフも聞き取れなくなりがちだし。もう少しうまく調整できないもんですかね〜。
客席を使っての演出もありました。かなり長い時間、通路で戦いの場面が繰り広げられて。客席降りがあっても２階だと蚊帳の外感があるものですが、カメラがかいちゃんを追っていて、リアルタイムの映像が舞台上に映されていたので、２階席も置いてきぼりにはなってなかったと思います。新しいですね〜
宝塚の客席降りも、なんか工夫があると嬉しいかも。
全１０公演、今日で６公演目。これだけの大仕掛け、あと４公演とは惜しいですね。
入場時にポストカードが配られました。
日によって２種類あるとのこと、今日はこちら。
最初からさいごまでかいちゃんのサービス精神が感じられる、力作でした。
退団して５年、独自の世界を切り開いて確立した感がありますね。本当にすごいパイオニアだと思います。
そしてフィナーレの挨拶ではかいちゃんだけ「王子様」
でした。ほかの出演者の男性が太ももに手を当ててお辞儀をする中、右手を胸に、片足をちょっと引いてのお辞儀。いや、そして顔が小さいわ！
最後に、悪の組織ブラックゴースト（このあたりのネーミングが1960年代っぽいですねww）の頭領のスカール、ずっとドクロの仮面をつけていましたが、フィナーレで仮面を取ったらめちゃイケメン
もったない〜。中塚皓平さん、仮面無しで見たい役者ですね。そしてなんと！れいちゃんの『Be Shining！!』で振付をしていたかたとのこと。
偶然会場で一緒になったかいちゃんのファンの方とアフターティーをしながら、中塚さんのこともうかがえた次第。彼女と会ったのも５年ぶりでしたが、昨日も会ったばかりのように話がはずみました。同じ趣味の方とこうして旧交をあたためられるのも、なんともステキなことだなーと、幸せな気持ちで帰途につきました。
来週は星組別箱、そして月組東京公演と楽しみが続きます。