5/21(火)1100公演

A席9列目 上手、4回めにてmy楽になります。10日余で4回、詰まり過ぎですがチケットは時の運、取れただけ幸運でした。

今日が終わるとあと6公演。お別れのときが近づいてきています。

本日はなん十年も花組推しという方とご一緒に。

今日のお席も前回同様階段の際で、銀橋の見通しがすこぶるよかったです。





下三角 脇筋の話


実は先週観劇から帰った夜に、右半身の激痛に襲われまして。日中から(なんとなくまずいな~)という自覚はありましたが、案の定。

厳密には腰ではないんですが、いわゆるギックリ腰もどき。寝返りもうてず痛みで眠れぬ夜を過ごし、ヨチヨチしながら翌朝整骨院へ立ち寄ったあと出勤する羽目に…

観劇のあとこういう症状が出たのは二回目で、低い椅子に同じ姿勢で長時間座るというのが、誘因かと。ご同病のかた、せめて幕間には歩きましょう。トホホ…



上三角 さて本題の話


今日はれいまど総見か、星風会総見のどちらかだったのではと。二階、拍手の圧もすごかったですが、デュエダンのあと、いつもならまどかちゃんがさっとはけるのに、れいちゃんにちょっと呼び戻された感じで一礼しました。

それにしても、宝塚の舞台でお二人の姿がこれで見納めとはまだ信じられない。スターの退団を見送るのは何回経験しても慣れないですね。

まどかちゃんは早ければ夏、遅くとも秋には舞台に立っていそうですが、れいちゃんはどうでしょう?またどこかでお目にかかれるでしょうか…

二度と戻ることのない世界、そこが一番似つかわしい居場所だった彼女。なんだかその存在自体が幻だったかとも思える現実味のうすさ。今後ふさわしいフィールドはいったいなんなのか、今考えても思いつきませんが、きっと彼女の選んだ道が、ふさわしい道となるのかと思います。ひとときの夢を見せてくれた宝塚にしかいないタイプの麗人、同時代に生きて、動いている姿を生で見られて、その感情のよく乗る声をこの耳で聞くことができて、幸せでした。

最後に一人きりで踊る、その指先にまで神経のいきとどいた美しさが目の奥に焼きついて離れません。


すてきな舞台をありがとう。



虹おまけの話


同行の方とあらすじ、脚本家などの話をして、「わかりやすくていい」という意見をうかがえて、なんだか腑に落ちました。

テーマソングと思われる『たゆたえど沈まず』も、キャッチーで頭に残り、彼女のちょっとハスキーな切なさのある声にも合っていて、歌とともにずっと記憶に残る作品になると思います。

帰りがけに、地下鉄の通路でみりおん(実咲凛音)とすれ違いました。

同期のれいちゃんの退団公演を観に行くのでしょうね。外の世界にも心の許せる友がたくさんいそうです。


充実した、幸多き人生が待っていますように。