1/24（水）19時。
新宿紀伊國屋ホール。
いや～、東京には大小のホールのなんと多いことか！（主に翔ちゃんのおかげで）かなりいろいろなホールにお邪魔していますが、まだ知らないホールがありました。新宿紀伊國屋書店と言えば、私の世代にとっては東京八重洲のブックセンターができる前までは東京で最も大きな書店。なにか本を探したいときはまずはここを見たものでした。その四階！
https://www.togabito-stage.com/reminiscence/
オフィシャル先行の一次抽選に申し込み、特典付きで購入。11680円。クロークで公演の20日ほど前に発券可能。２列目下手のセンター寄り、通路側でした。座席数427。ほどよいキャパ感です。私の観た回は8割強ほどの入り。
開演前に列を成している人のほとんどが男性なのに驚きました。原作ファン？あるいは（元AKB）大西桃香や（ハロプロ）山岸理子お目当てでしょうか？
またロビーを埋め尽くす装花の多さにも驚かされます。
主演の松田さんあての装花が最も多かったですが、出演者それぞれに届けられた花の数々で壁沿いはズラリと埋め尽くされていました。
演目はどうあれ翔ちゃんが出るので観に行くのは確定でしたが、日程が『イザボー』とまるかぶりでして、、、たまには会社に行かないと(笑)なので、調整に悩みました。
退団直後は（抽選で当たるかな～）と不安もありましたが、帝劇など大規模人気公演でない限りは、いわゆる外の演劇で買えないことはほぼないことがわかってきました。舞台でコンスタントに人を呼ぶのはなかなかにシビアなんですよね。
アフタートークの日と、お見送り会の日があって、お見送り会の方をチョイス。間近で見たいよね～(^.^)
今日は彩凪会の総見？でしたかね。
拍手の多さとか、あとフィナーレで翔ちゃんがウインクを飛ばしたり、お手振りも盛んに。おそろいのスカーフをつけた宝塚の文化スタイルを持ち込んだ方々も散見。おそらくは。私は彩凪会から離れて、個人的にチケットを買って追いかけていますが、ずっと会を支えている方もいてありがたいです。（どこ目線笑）
https://youtu.be/WFyCUnArUdc?si=go3Hz9qK2R-LVX1T
こちら公開されたばかり。
ご覧の通り画面がとても暗くて、物理的に「見えるかどうか」心配して出かけましたが、さすがにそれはだいじょうぶでした。
あとは全く予備知識がなかったので、あらすじについていけるかどうかもドキドキもの。
漫画が原作、いわゆる2.5次元もの。バイオレンス寄りのファンタジーという世界観。「咎人」という題名が示す通り、罪を犯した者が様々な特殊能力を持つようになり、自分の罪の償いのために暴走する咎人達を狩るといったダークな話で、主人公はダブル主演で松田昇大と赤羽流河。翔ちゃんは主人公に次ぐ役どころだったかと。はじめは記憶を失っていてキョドった感じの滑り出しで、主人公たちに守られる内気で気弱な性格でしたので、（あれ？新境地か？）と思いましたが、後半覚醒。木刀を華麗に振り回し、キタキタこれこれ（笑）って感じ。で、す、が、彼女のポテンシャルは実は剣の腕前ではないんですね〜。これはまぁ元雪組男役の翔ちゃんに期待する観客へのサービスだったかと。
翔ちゃん演じる蘭（実名はカエデ）の本当の能力は…
以下ネタバレになっちゃうので、気になる方は進まないでいただきたいのですが、、、
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なんと憎悪を吸収する力を持っていて、逆に憎悪を増幅させる能力を有し世の中を騒がすのを楽しむ悪人との、最後は一騎打ちとなります。
そしてとりあえずはハッピーエンドです。
宝塚ではない演劇を観ていつも思うのは、やはり男性が入ることでの迫力。殺陣のスピードや当たりの強さ、あとはアンサンブルの方々の身体能力の高さにも毎度感心させられます。バック宙や高所からの飛び降り、回し蹴りの速さ正確さ、ジャンプ力。舞台を彩る大切な要素です。宝塚にはない、ある意味華やかさがありますね。２列目でしたので舞台のツラが近く、出演者が吹っ飛んできて、何度も転げ落ちるかとハラハラしました。
ところで翔ちゃんのインスタの本人自己紹介が「女優、アンバサダー、モデル」となっているのに最近気がつきまして、今やっている仕事の内容に応じて変えていっているのだと思いますが、以前はモデルは書いてなかったような？
次の公開されている予定はこちら
正にモデルの仕事ですね。それこそ新境地かな。
活躍の場が広がるのは嬉しいですが、やはり舞台で観たいというのが本音。次に舞台では何が観られるか楽しみです。
さぁそして、全身黒の舞台衣装のままロビーでお見送りしてくれた翔ちゃんはあいかわらずきれい。
千秋楽まであと三公演。
ケガなく無事に走り抜けられますように。
