10/14(土)12時、よみうりホールにて『ロジャース/ハート』を。妹と。
A席、二階五列目センターにて。
お互いに子育てを終えた妹と、観劇や美術館巡りなどで会っておしゃべりする機会に、楽しめそうな作品を選んで誘っています。
私としては凰稀さんや壮さん、はるこさんや音くりちゃんなど宝塚OGの舞台も気になるし、楽曲も多そうと思ったのと、土日でもチケットがすぐとれそうだったので声をかけたのですが、、、う~む、残念ながらお芝居にはあまり響くものはなかったです。
千秋楽まで残すところ正味4日、残り6公演となった土曜日のマチネでも、チケットが買えたというのがそもそも推して知るべしでしたし、2階席の閑散たる様子たるや、元トップスターを二人配してこれか…と残念すぎる。上手下手ブロックはゼロ、センターも埋まっているのは最前列10名程度で、二列目三列目四列目は空席でした(←二階の最前列はS席扱いだったのかも)。五列目の私たちにとっては幸運なことに見通しはよかったですけどね。
実在の作詞家ハートと、作曲家ロジャースのコンビを取り上げてエンタメ業界を描いた作品でしたが、ストーリーらしいストーリーがないせいか、そこそこの歌唱とそこそこのダンス(及第点ということなんだろうけど)ではあるものの、一幕の途中から既に眠気が。
一幕一時間、幕間20分、二幕も一時間。この辺りで舞台をもたせるのは限界だったかなー。
2018年が初演だそうで、玉野和紀さんというタップダンサーでもある方の制作(上演台本、訳詞、振付、演出、もちろん出演もというフル出動)、初演のときは休憩なしの一時間20分。公演期間こそ三週間と長かったですが、劇場もずっと小規模だったようです。樹里さんとみりおんが出てたのね。
https://www.stagegate.jp/stagegate/performance/2018/rodgers_hart/
再演で出演者も倍に(6人→12人)、増収を狙ったのかもですが、今回1100人のキャパで22公演は、興業的にはなかなかシビアのようでしたね~
私としては、退団以来はじめて実見した壮さんが、何役もこなしてて、どれもちょっとおもしろい役だったのが楽しく見られたのと(目力は健在でした!)、はるこさんや音くりちゃんにもソロ歌唱があってしみじみうれしかったことや、りかさんがあいかわらず美しかったことなど、いずれにしても宝塚のOGさんたちの元気な姿を見られただけでよしと満足することにしました。
有楽町駅前のビックカメラの七階、なんともノスタルジックな劇場でそれもふしぎとうれしかったかも。
退場するときに、ロビーで目についたフライヤーをいただいてきました。
今日一番の収穫。ww
『ロジャース/ハート』に出ている中河内雅貴さんがブルゴーニュ公で出演なのね。
あれにあの役で出てた誰々さんが、今度はこちらの作品に出るんだと知るのも、最近の楽しみです。
(あ、このかた『ムーラン・ルージュ』にも出てた。いまさら…)