9/19(火)1330
明日海さんのコンサートとダブってしまったというチケットを、お友だちから引き取りました。
こちらは今日千秋楽だったようですね。
蘭乃はな、花乃まりあ、仙名彩世、華優希の四人をゲストに迎え、二部はたいへんにぎやかに盛り上がったらしいです。元お嫁さんたちが一堂に会するというのは宝塚ならではですね~ 。現実なら修羅場?かもです。
鴛鴦歌合戦は二回目です。特に何も構えることなく、お話しを楽しみました。
まどかちゃんおはるの拗ねたセリフまわしや、美咲ちゃんおとみの空気を読まないゴリ押しにだいぶ笑わされました。
れいちゃんは終始もの静かな感じで、ため息混じりに生きてるようなぐあいで。猛烈アピールしてくる、女性たち(その周辺を含む)にも自分の意見をピシャリとは言えない、よく言えば優しさというか、悪く言えば主体性の無さというか、そういう物憂げな様子の礼三郎をうまく表現していたと思います。
まどかちゃんとの合唱で、最後の歌詞が「日傘」で終わる歌がありましたが、その吐息のような「ヒガサ」という声がセクシーでゾクッとしました。私だけのものすごピンポイントです。
二回見たのに二回とも頭をすり抜けてるのか?礼三郎が捨て子として市井で育つことになった成りゆきがいまだにわからないのですが、赤ちゃんの時のようですから迷子ではないですよね?蓮京院(京美紗)の実の息子のようだし、丹波守(ひとこ)のほんとうの兄のようだし、母親または父親が違ったので捨てられたわけでもなさそう。拐われたとかいう話でもなかったような?次に観る機会にはぜひとも確認したいものです。
ひとこがかわいくて~
特に好きなのが初登場の場面からのみんなをけしかけるバカ殿ぶり。「そーれ!」とか掛け声をかけて扇を持って指揮をとるかのように全身でぴょんぴょん踊る?のがなんともかわいくて。二頭身にデフォルメされたディズニーキャラクターみたいと思って見てます。いやもちろん!全然二頭身ではありませんよ笑笑
きょんちゃんとしーさんのばかし合いが軽妙です。93期94期の一個違い。長い間同じ組で過ごしてきた退団同期となる2人。骨董屋のタヌキ親父は生かさず殺さずの商売をやる悪どさがありながら憎めないキャラクターを。骨董好きと言いながら見る目のない浪人は、騙されても騙されても人がいいため悲壮感のない役で。ここぞとばかりのやり取りがおもしろいのに、ちょっとだけうるっとする。
ショーでの扱いも涙もの。ゆりさんをセンターにいかにも宝塚といった紫の濃淡の、男役はコートドレス、娘役は柔らかなロングドレスの三組で、歌い継いでいく。一生忘れられない幸せな思い出になったことを願います
初見のとき驚いた肩乗りまどか。今日は出るところから注目してました。乗せていたのは一之瀬航季くん。袖から担いで歩いてきてました。たぶん袖では台の上からヒョイっと… ほかの娘役さんたちは二人以上で担がれて現れますから、肩乗りはスペシャル!
デュエダンでのひとこのソロも胸熱でした。
あのちょっとハスキーな声が好き。
このあと全ツをまわることに、花組の後継ぎとしてのスタートになんとなくの不安を感じなくもないですが、きっと乗り越えて進んでいくものと信じています。
幕間におけぴをちょっと覗いてみたら『鴛鴦』はずいぶん譲渡が出ていました。東京で譲渡ってほんとにレアなのに…退団を発表して人気は絶頂期のはずのれいちゃん。おそらくコンサートは超チケ難はまちがいないところ。
だから
、、、演目はだいじな要素なんだなー。
宝塚はリピート客に支えられていると思います。
見終わってまたすぐに見たい!でなく、もういいかなと、手放す人がいるのかもしれません。もちろん、固定の生徒のファンのかたは別ですが、全組とりあえず観るというかたへのアピール度が弱いのかしらねー?
私はまだ観ます~(^^)v