8/21(月)13時半公演
シアターサンモール
新宿御苑前駅から3分ほど。花園小学校のとなりのブロック。迷わずに着きました。
A席、J列(10列)下手にて。
なんか懐かしの喫茶店みたいな看板がお迎えしてくれました。
地下に降りていきます。
迷うのを心配なあまり早く着き過ぎたので、扉の前でこの古色ゆかしい劇場について色々調べてしまいました。
1989年開館。こけら落としはつかこうへい氏の『今日子』だそうで、岸田今日子さんの芝居だったらしい。昭和の終わりのことですね。
座席数294
椅子は、昔の観光バスの補助席みたいな感じで、同じ列の人が動くと振動が…近々改装が必要かも。
席について待っている間、場内アナウンスがつかさくんとてんてんで。もうそれだけで胸熱。
8列(H列)まではフラット、9列(I列)から階段になります。8月は私としてはすごく観劇が詰まっていたので、A席にしていましたが、正解。観客は男性がとても多くて、フラットなS席でしたら見えにくかったと思います。センターこそほぼ満席でしたが、S席も特に下手は空きがあり、全体としては8割弱といった入りでした。通うファンの方にはスタンプカードがあって、回数によって非売写真などがいただけるらしい。当日券の販売もありました。
舞台は15分のお休みを含めて2時間半。
一幕は芝居で、二幕はライブ仕立て。
https://worldcode.co.jp/neodoll/
これまで縁がない界隈で、出演者のかたは残念ながらどなたも知らなかったのですが、二幕では推しの色に合わせてペンライトを振る、(割とライトな)いわゆるオタ芸を初めて拝見しました。
前後しますが、一幕の芝居の部分はAIが感情を持つようになって(=成長)、自分達は壊れたら捨てられる消耗品ではなく、みんなが生きられる道をさがし、争いでなく平和を目指そうという、わりにたわいのない話で、天寿さんとつかさくんは対立するネオドール(AI)チームを作った良心的な桜庭博士と、権力志向の千石博士の役替わりです。私の観た回は天寿さんが桜庭、つかさくんが千石で、そのまんまの優しい天寿さんと悪に振りきった迫力のつかさくんで、見たいものが見られた感じです。
桜庭博士は男装をしていますが、ロングの髪を後ろに束ね、セリフからすると女性設定のように感じました。つかさくんが桜庭を演じるときは、どうなのか?ちょっと気になります。客席の真ん中辺りに出入口があり、一幕でも二幕でも客席からの登場があって、S席とA席の間の通路を通るのですが、最下手最前列(前が空席でした)にいた私の目の前に突如天寿さんが
もう手が届きそうな距離でして。はぁ心臓に悪い。
二幕では、芝居というよりショー的な仕立てなので、キラキラの微笑みをふりまきながらお通りになられました。
二人ともかなり歌唱も多く、拝見する前はほんのちょい役、お飾り程度かと思っていて、お元気な顔が見られればそれで満足ぐらいのつもりでしたが、予想を超える露出で大満足でした。退団後天寿さんを舞台で拝見できるとはあまり考えてなかったので、今日はとてもうれしい日となりました。
そうそう晴音アキさんもネオドールの1人としてガンガン踊ってました。ソロ歌唱もありました。お辞儀がなんとも美しい。
チケットは毎日当日売りがありそうです。8/27まで。
8/24は天寿さん、つかさくんの(お客様の)お見送りがあるらしくウズウズしますが、ほかに観劇予定もあり、たまには仕事にも行かないと(笑)というところで泣く泣く…