8/13(日)12時
国際フォーラムA
ローチケのモニター公演に当選して、夫といってきました。
ウクライナのハリコフオペラハウスを拠点としていたバレエ団が、戦火に追われて離散したのを、ソロダンサーのペアが近隣諸国の若手ダンサーを集めて新たに立ち上げ、その海外公演ということで。
夫が、6月だったか「ウクライナ舞踏団が全国ツアーをやってるんだけどみにいかない?」と言ってたのが頭にあって、申し込んでみたところ当選。観に行くことで何か支援になればと思っていたとのことで、この公演も、『ワールドビジョンジャパン』のウクライナ危機緊急支援募金にチケット代金のうち500円が寄付されるそうです。
さてバレエ『白鳥の湖』と言えば超有名ですが、実際に観るのははじめて。バレエっていろいろと敷居高くないですか?
はじめてさんとしてはまず何をみればいいか? 時間長いんじゃないか? 料金高いのでは?などなど。
なので今回はちょうどいい機会でした。
国際フォーラムAってこれまたはじめてでしたが、大きいホールですね~。5000超とか。私は一階の36列、センター寄りの下手(S席)でしたが、それで一階全体の前後で2/3ほどの位置。二階以上はわかりませんが、私の見える範囲だと7割くらいの入りだったと思います。下世話なはなし、正直儲かったとは思えません。東京で4日、6公演。今日が最終日でした。スポンサーさん、だいぶ持ち出しだったと思います。モニターも緊急という感じで、8月に入ってから募集がありました。いくらか助けになったならよかったよかった。
四幕に別れていて、幕ごとに短いお休みがありました。(これ一般的ですかね?)
一幕が終わって夫がこそっと言うことには、「宝塚を見慣れてるから、これは(群舞が)ずいぶん揃ってないなーと思うんだけど、バレエってこんなもんなの?」
いやでもそれ、私も思いました。手の上げ下げや、足の上がる角度、降ろす位置。回転とかけっこうバラバラ…でも私も、バレエについて人に解説できるだけの経験も知識もありませんのでね~。
若手ダンサーを集めての公演ということですから、ダンサーのレベルの差や、お稽古不足もあるかも?とは思いました。
『ついにほんとうの水を得た白鳥の湖』というなかなかセンセーショナルなキャッチで、大スペクタクルを期待させたんですが、どういう仕組みか舞台に薄く水が張られていて、その上をピチャピチャ跳ねるぐらいの印象でした。10トンの水を使用とのことですが、室内でやるには見た目この程度が限界なんでしょうね~。それにダンサーの皆さんも、水たまりで踊るのは重いし、滑るし、冷えるし?思った通りのパフォーマンスを発揮することは難しかったのではないかなー?森や、湖や、お城などの背景は影像がとても美しかったですが、肝心の踊りがね、、、この演出どうだったのかしら?
男性のダンサーの高い跳躍や、女性を肩より高くリフトする力強さは宝塚にはないもので、ちょっと感動しました。
バレエを見たことがないのに、ストーリーはよく知っていたので流れに置いていかれることはありませんでしたが、なんか消化不足。いつかオーソドックスなバレエを見たいとあらためて思った次第。
外に出たら空は真っ暗、嵐のような風雨で、それこそスペクタクル(笑)。台風7号の前触れでしょうか。
お盆の列島を直撃の様相ですが、被害がありませんように。