7/29(土)1800、e+貸切公演、娘と。

星組1789とのダブルです。

一階の上手、A席の最前列でした。

今度こそ二階と思っていましたが、また一階汗

なにしろ傾斜が緩いので、見えかたがね…

しかもS席との間の通路に補助席が出現。

A席と同額だと知人が教えてくれました。

S席の最後列、A席の前、座り心地はよくはなさそう。

適正価格といえるかしら?(背もたれは折畳んでありました)



27日にふと東宝のサイトを見たときには見た目ほぼ完売で、29日に公式LINEから完売のお知らせがありましたし、補助席も含めて全日程完売とは快挙ですね!おめでとうございます。

同行の娘いわく、このあたりの人みんなヅカおたっぽい、と。(←携帯の待ち受けとか目にはいったようです)特に望海さんの大ファンでなくても、評判だし、クオリティに間違いはないし、一回は観てみようかなという宝塚ファンは多かったでしょうね~。宝塚を卒業したOGはもう追わないという人も多いなか、珍しい現象です。


さて今日は甲斐くんお初です。このダブルキャストの組み合わせというのも、観劇回数が増える要因。別のキャストで見ると、また違うんですもの (笑) ヤバいわ〰️

甲斐くん、初々しくてよかった!背が高い!歌は普通に聞ける。まぁあとは、声質が好きかどうか?井上さんのきれいな声はもって生まれたもの。これは詰められない溝ですが、私は悪くないと思いました。

ほかのキャストはロートレック役が初の上野さん。ほかはこれまでの二回と同じキャストでした。ロートレックは私は上川さんの方が好みでした。

それにしても、ロートレック役がお二人とも「上」が付き、サンティアゴ役がお二人とも「中」が付くお名前で、混乱します (笑)






望海さんはとてもリラックスしているように感じました。歌唱に言うことはもちろんない。囁くような歌声も、心を開放する歌も、苦しみの中から絞り出す声もサティーンの人生を雄弁に語っていました。

セリフの一つ一つ、クリスチャンやロートレックとのやりとり、(困った人)(心から信用してる)(わかってるわ)というような表情の豊かさ、ドレスを着こなす(ほんとはこれまではあまり経験はないのにね)ゴージャスさ、どれをとってもすばらしいパフォーマンスに感心して身を沈めておりました。


三回めになりますが、三回とも笑っちゃったのが、サティーンの結核がわかり、クリスチャンにはどう伝えたらいいのか?というところで、ジドラーが「クリスチャンのことは任せておけ」と言うので、さすが座長頼りになると思いきや、これが強い酒を飲ませて燃やし尽くす(=忘れさせる)というお粗末なもので、いやそりゃね~、、、一時的には忘れられても、酔いからさめれば何も問題は解決してないわけで…脚本だから仕方ないですが、こういうのが当時の常套手段で、これですっかりないことになったってことなんですかね?外国のことだし、昔の話で、私には理解できない(苦笑するしかない)場面でした。

一幕の最後の、サティーンとクリスチャンが(ミニサイズの)エッフェル塔を回って歌い踊る場面が大好きで、楽しかっただけに、お酒に逃げるのはいただけなかったな~。お酒の勢いでデュークのところに押しかけてきて、サティーンに決定的なことを言われてしまう流れも、なんだかな〰️。あの時のサティーンの苦しさを思うと、ほんとしょうもない解決方法に、バカじゃないの?と舌打ちしたくなります。


貸切公演なので、フィナーレのあとで短いトークがありました。特にだれが何をしゃべるのか決めてないようで、グダグダでしたが、甲斐くんの天然ぼけと、伊礼さんの頭の良さそうな突っ込みが冴えて、舞台も客席も大受けでした。

e+の貸切って4つか5つあるそうでまだあと三回はあるとのこと。これからのかた、トークもぜひお楽しみに (^.^)

この日は4年ぶりの隅田川花火大会。花火

「チケット買うなら」という先唱に、「隅田川~!」という突っ込みで一度盛大に滑ったあとの~、再度「チケット買うなら」「eプラス」と、客席もみんなでシュワッチポーズ(でいいのかな?)で納めて大団円。


さぁ残りチケットはあと一回。

スケジュール調整の失敗で他公演とかぶってしまっているのですが、今のところはムーラン・ルージュをとるつもりでいます。