5/21(日)1100、セディナ貸切公演。
上手2列目。
この公演、これまでで最も前方席の当選。
今日も娘と。
直近は新人公演の配信を見ましたので、さすがの本公演の安定を実感。もちろん、そうでなければウソですよね。フレッシュさも得難いですが、貴重な観劇の機会に安定感を求めるのも真理。
新人公演と言えば、主演の大路りせくんが20日から休演。疲れが出たのでしょうか?少し休んで復帰できるようだといいのですが。
さて2列目。
星組兵庫の柳生以来(このときはSS)。
今回はS席で上手だったせいか?首と肩にかなり負担がかかったようで、帰宅したら痛いレベルの肩こりでした。観劇の間じーーっと左上を向いているからでしょうかね?フィナーレで上手の方に応援している生徒さんがいるので、この席でありがたくはあったのですが、なにしろそのフィナーレまでが長いでしょ?笑笑
もちろんオペラ不要のぜいたくな席で、めったにこんな前方に座ることはないし、文句を言ってはバチが当たるというものです、ハイ。
これまで二階A席からも一階下手からも、一階中ほどセンターからも様々な景色を見てきました。今日同じ公演を2列上手で見てこれまでと違う見えかただと感じたのは、見えるところが限られているので視点を動かすことがあまりなかったこと。演者の動きがゆっくりに感じて多くの生徒さんをいつもよりじっくり見られた気がします。ちょっと離れた場所からだといろんな所が目に入るので、ついキョロキョロしてしまい、結果目標物を見失ったりしていましたが、近くだと自分の視界に入ってくる人を見ることになります。(あ、この人ここに出てたんだ)と改めて気づくこともしばしばで、これはかなり新鮮でした。
芝居の筋やら構成やらにはもう特に言うことはなく、それぞれの好きなところを愛でるに限ると達観。
今日私が惹きつきられたのは、立ち回り(殺陣)のときのききちゃんの目線。刀剣を振りながらも相手からまったくはずすことなく間合いをはかる。もちろん相手あっての立ち合いなので、真風と阿吽の呼吸なのでしょうが、まるで本気の勝負のような、打ち込む瞬間を見逃すまいとするかのような真剣さを感じて目が離せなくなりました。
路線スターとして目立つ通し役をしている風色くんやあのんくんが、学生運動の一員として楽しそうにデモ活動をしているのがほほえましかったり、逆に一言ふた言のセリフしかない成くんや風翔くんが新人公演でミシェルやイリヤなど主要な人物を演じることとなり、たいへんだったろうな~としみじみしたり。
すっしーさんや、しどりゅーやあきもが次の公演にはいないということに改めてハッとしたり。
感情がとても忙しかったです。
銀橋が目の前だったせいか、生徒さんたちが等身大で人間ぽくて(いやもちろん人間なんですけど)、なんかお疲れが気になりました。ふだん遠くから舞台を見ているときは人形を見ているような気持ちでいるのですが、生身の人間だと気がつくととたんに体調が気にかかりますね。うまく休んで、毎日の舞台を乗りきってくださるといいのですが。
東京公演も今週で折り返し。
私の観劇も残すところあと二公演の予定です。
退団者はじめすべての生徒さんが最後まで輝き続け、ぶじに千秋楽の幕が降りますように。