5/10(水)1330、A席9列センター、娘と。

友の会の当選。




4/9の兵庫公演以来なので一ヶ月ぶりです。

ついに真風涼帆退団公演の最終ランに入りました。


再三再四にはなりますが、やはり二本立てにすればよかったのになーという根本的な感想は変わらないです。

一幕はやや冗長で、二幕はコメディに振れフィナーレにつながる流れなので、一時間のショーであってもまったく問題ない作品になっただろうなぁと思うと、私としては惜しい思いがぬぐえないです。

真風の過去の出演作の印象的なセリフやキーワードがそこここにちりばめられ、それを「愛に溢れた」というのも、これもまた宝塚なのかな、と。客観的にみたら内輪受けだったりもするのですが、それをまぁ観られる作品に仕上げてくるのは小池御大さすがではあります。

上げたり落としたりのようですが、真風の磨き上げた男役芸を見せるのにはたしかに成功してる、でも芝居として心に響くなにかがあるかと言うと非常にビミョー。ストーリーはとてもシンプルで誤解や謎もなく入ってくるから、少々意識が飛んでいても置いていかれることはない。所々にくすっと笑えるエピソードがあって、しょうがないなーと思いながらも毎たび苦笑させられる、安心して見ていられる娯楽大作とまとめていいだろうと思います。

人によって観劇回数は違うでしょうが、複数回見る場合には自分のお気に入りポイントを見つけたら楽しいかと。


幕間にシャンテに出て、買い物から帰ったらロビーにたそ(天真みちる)を発見。とても派手な柄のシャツが目立ってて!! ほんとうにイメージのまんま。そういや昔この人と客席降りでハイタッチしたことあったなーと、突然フラッシュバック。って、おとなりは翔ちゃん~~ラブ なんておきれい。マスクで隠しきれないキラキラがキラキラ 囲まれて立ち話をなさってたので、ほんとうに一世一代の勇気をふりしぼってひとことだけ声をかけさせてもらいました。卒業後も舞台は欠かさず観ているので、ナマ翔ちゃんには免疫あるつもりでしたが、やはり至近距離で見ると破壊力抜群でした。プライベート時のスターさんて対応はいろいろでしょうが、いつに変わらぬ「彩凪翔」でした。まぁ宝塚の観劇はOGさんにとっては準仕事みたいなもの。そこにいる多くの人が自分を知っている空間なわけだから、多少かまえてはいるでしょうね。

後日インスタにアップされてました。同期の退団公演を見守りにと。92期もついに片手で数えられるほどに。まなはる、まっぷー、りんきら、レオ…


続けて5/11(木)1330、ずんちゃんファンのお友だちと。

生徒さんにお願いしたチケットで、二階の三列目下手寄り。銀橋も欠けなくて見易い席でした。




私のツボをご紹介。

順不同です。


芝居のラストの、ボンドとデルフィーヌがお別れするカジノルームのシーン。お掃除をしている女のコが三人いますが、上手奥の恋の鞘当て?をつい見ちゃう(笑) 俺の好きなコにちょっかい出すなよ~と言わんばかりの奈央くん(ですよね?)。恋の行方が気になります。


フィナーレのきよちゃんのハーフアップ、なんかツボ。いつもチェック。

髪つながりで、学生運動のなかでの輝ゆうくんのロン毛のかつらバリエーション。


ルシッフルの部屋でゲオルギーとの場面。イワン(真名瀬)とミロン(嵐之)の、わざとでしょうがコサックダンスがヘタレすぎて笑える。「ルシッフル、ルシッフル、ルシッフル」と連呼されるなかで朗々と歌うききちゃん、がんばれ~と応援したくなる。しかしそのルルルのバックコーラスが気になりすぎて、ききちゃんの歌の内容が頭に入ってこないのも困る笑笑


ここでKGBの身分証を放り投げるききちゃん、ずんちゃんミシェルがナイスキャッチ!かなりの確率でとれてます。


ボンドとこっていイリヤの屋上での一騎討ち。フェリックス(しどりゅー)とルネ(瑠風)に追い詰められた部下のボリスが「ボス!」と思わず助けを呼ぶのに応えてボンドに背を向ける、任務には厳しそうだが、意外といい奴じゃん、イリヤ。


最後に、パラシュートで脱出をはかったボンドとデルフィーヌ。「下はキャベツ畑だ」と言われる私たちキャベツ(笑)




私が見た4/9までの兵庫では、(なんでキャベツ?)と思われたのか一切笑いがおきなかった肩透かしジョークでしたが、次第にキャベツに擬態する人が増えてなんとも愛の溢れる客席に。今日は私も全身グリーン系統の装いで参戦。舞台の一部になれたような!?気がします。



次回のカジノは10日ほどあと。

これまでで最も前方席を引き当てました。どんな景色が見えるのか楽しみ 。