2/23(木祝)1530、A席最前列のセンターで。

友の会の当選で娘と。





花組『うたかたの恋』『アンシャントマン』

兵庫での(1/6)観劇ぶり。

花組のチケットが幸い複数とれて、私も既に兵庫で観劇できているので、知人に土曜日の貸切をお譲りす

ることに。実はそのかたには以前『リスト』をお譲りしていたのですが、休演となってしまい観てもらえなかった経緯があり。こんど機会があればぜひれいちゃんの花組で、と思っていました。ミュージカルをはじめ、歌やバレエや複数の舞台を観劇経験のあるかた。元々宝塚には興味はあったものの、《はまる予感》しかないので敢えて避けていたらしいです。笑


今回、お初の方が観るとしたら?という視点でずっと観ていて、芝居の方は古くさくて間延び感は免れないとは言え宝塚の王道の王朝悲恋もの、何よりあらすじがわかりやすい。ショーはキラキラ満載で奇をてらったところはなく、純粋に(わ~!✨)と楽しめそうな構成。ひいきめなしにみて(←熱烈なファンでないからとの意)、今一番シルクハットの似合うトップさんの着せ替えは目の保養にちがいないし、芝居で落ちた気持ちを補完できるステキな二本立てでは?と、自分のチョイスを褒めたい気持ち。さてさて知人とそのお嬢さんの感想が楽しみです  (^.^)


ところで最後の舞踏会の場面で、マイティが春妃ステファニーをむりやりダンスに誘うのがなんだか切なくてですね。まどかマリーに近づけまいとする→ルドルフの味方をしようとしているのだろうと思いますが、、、

望んで嫁いできたわけではないルドルフともうまくいかず、義母エリザベートとも不仲だったようで、娘を一人もうけているものの夫は若い娘と浮気して情死…という不幸を絵に描いたような結末。かわいそう過ぎる。しかもルドルフから性病をうつされていて、その後の人生で子どもものぞめなかったらしい。後半生は再婚して長生きもして幸せに暮らせたようなので、せめてもの救いです。

私が「ステファニー、気の毒ね~」と一人ごちたら、娘が「宝塚はいつもそうじゃん、正妻は報われない」と一刀両断。ハハハ、たしかにね。客席に座っている奥様方、いわゆる正妻の立場?というかたも多いと思いますが、なに目線で鑑賞してるのかなー?と思うことも、こういう昔の作品ではしばしばあります。

ルドルフというより、れいちゃんがステキだからみんな『マリー』になっちゃうのかも  ラブ