2023年1月17日(火)1530

国際フォーラムC、17列上手。

エポス(CNプレイガイド)にて娘が当選。

彼女が絶対みたいと言うので、実は私自身はコンサート全般に腰が引けぎみなのですが、3つほど抽選にトライしてみたものの敗戦続き。ようやく1公演だけ購入できたもの。

とにかくかなりのチケ難だった模様でひとつだけでも確保できてよかったです。



国際フォーラムの一階は傾斜が緩いのですが、座面が低く前の座席のかたの頭はほとんど背もたれに隠れる設計。千鳥配置で見易く、しかも私の前の席は空席で、めっちゃ見通しがよくてラッキーでした。


全体の感想としては、真風のプレさよならショーという感じ。

印象に残ったのは

すっしーさんのMrボージャングルズ(『シトラスの風』)、『ナイスガイ』、『風と共に去りぬ』。

出演者が過去の真風作品の扮装をする場面、海人11。

と、番外で潤花のMC


宝塚始めが宙組の私にとっては、どれもかつての宙組で観た作品でいろいろ思い出しました。

すっしーさんはプロローグから一線で踊っていて現役健在。『シトラスの風』ですごくステキだったMrボージャングルズ。また生で見られるとは!感激ラブ でも同時に、もしかしてすっしーさん、辞めちゃう?というイヤな予感もよぎりました。

『ナイスガイ』はもちろん、大空さんのオリジナルショー。私にとってはどうしても「Yの法則」以外ではなくて…このオリジナルに出演していた宙組生も、97期より上の数えるほどしかいなくなりましたね。ずんちゃんが音頭をとって三三七拍子を練習して、客席一体となって手拍子で盛り上げられて楽しかった!

バトラーの真風、すごく似合ってました。制作サイド(?)に尋ねてみた、真風で観たかった作品の第一位だそうで、わかります~。あの男くさい役は彼女にピッタリですよね。私が直近で観たのは凰稀かなめのバトラー、朝夏まなとのスカーレットだったなーと思い出しながら見ていました。潤花のスカーレットはなんとも可憐。スカーレットは男役がやることが多いようですが、次にやる時にはぜひ娘役でも検討してもらいたいな。


「海人イレブン」→オーシャンズイレブン

(著作権の関係でしょうか?このワードを口にすることも憚っていた感じ。ま、そもそも10人だったけど(笑)

初っぱなのカイルずんちゃんがステキでしたね~

アナスタシアからディミトリしおんくん、ネバセイジョルジュのしどりゅー、黒い瞳ニコライのアキモも印象的でした。衣裳のサイズはある程度着る人に合わせたのでしょうが、ジョルジュの革ふうのジャケットは調整が難しかったのか?しどりゅーブカブカでしたね。真風も本番では中に補正を仕込んでいるのでは?と思いますが、この早着替えではそこまで緻密には合わせられないでしょうし、体格差が浮き彫りに…しどりゅー細すぎる。

 

すごく評判?になっていた(笑)、潤花のMCですが、この日も飛ばしていました。組長副組長とずんちゃんの4人で、今日のお題は「ゆりかさんに会いに行っちゃおう店(てん)」の経営らしいけど、なんじゃそれ はてなマーク

自分は店長で、ゆりかさんラブ太郎と名乗り、すっしーさんたちに役割を振っていくもののなんとも統一感がない。思いつきのアイデアだけで、構成が無いんだろうけど、周りのフォローがすばらしく、特にすっしーさんの飲み込みの早さはピカイチ。真風ラブだけで突っ走る潤花をうま~く操縦して次の展開へと導く。さすが管理職というしかなく、潤花が宙組で愛されていることもわかるひと幕。これまでに例のない、規格外のトップ娘役だとは思うけれど、きっと彼女はこれでOKなんだな。とんでもなく陽気で周りをその渦に巻き込んでいくひと。トップ娘役としてプレッシャーもあっただろうけど、それをはね返す力のあるひと。客席にもその波動が伝わって、大盛り上がり。私も笑いすぎて涙が出ました。タイムキーパーの合図の音が二度入りましたが、ガン無視でやりきり、終演は20分押すほどの熱演ぶり。拍手拍手拍手


真風ファンには大満足のリサイタルだったのでは!

あと二日、三回。

千秋楽まで完走できることを心から祈っています。