10/21(金)14時、神奈川県民ホール、
セディナ貸切A席、娘と。
公演前に中華街で、娘の長年の希望だった刀削麺をいただきました。
中華街案外近かった。歩いて数分。これからはちょいちょい行こうかしら。
三階の後列上手寄り
今日の眺めはこちら。
全ツ、専売特許の柴田作品です。
50年ほどぶりの再演とかで、、、きっとまだまだそんな作品が眠っているんでしょうね~
柴田作品、苦手なほうですが、今作はこれまでに観たことのある(あり得ん)でイラッとする作品群とはちょっと違った感想をもちました。
特に、現代でも通じそうな役だな~と思ったのが星空の演じたアンジェラ。婚約者がいながら、幼なじみのアントニオ(れいちゃん)に恋心を抱いていて、それをまっすぐに伝えるあたり、ヒロインぽくてよかったです。
やんちゃな次男坊のレオナルド(マイティ)が家名のために兄に魔性の女パメラ(まどか)を近づけまいと画策するも、ミイラ取りがミイラになってしまうのも、いかにもありそうと思いました。
ただ主人公たるアントニオにいまひとつ魅力がなかったような?名家の跡取りで品がよく、穏やかで、絵に描いたような紳士ではありましたが、それだけのような…。家を守ることが何より重要な使命なのかもしれませんが、一度は惚れたパメラを諦めるのが早すぎん?アンジェラに押しまくられて、計算の末に彼女の手をとるのがいじましいというか、軟弱というか。今後の激動の世の中をそんな受け身で乗りきれるのか?と心配。アンジェラに舵をとられるんだろうな~笑
筋書きはこのくらいで、あとは目についたことを少し。
だいやくん、目立ちました。セリフとかはほとんどないのですが、てか、そもそも主要な四人とひとこのほかはほとんどモブ扱い。そんななかで、だいやくん、光ってました。全ての出演シーンでロックオンできたと思います。やはり一度新公とると、格段に違いますね。優波くんあたりのポジションに付けた印象です。フィナーレで一列に並んだときも上級生より内側に入ってましたしね。
ひとこ、悪役でしたが、セリフもセンターの四人の次に多く、クライマックスでは立ち回りもあっていい扱いでした。しかーし!決闘で死んだあと、その場に置き去りはやめて しかもそこに、「フィレンツェ、フィレンツェ~、花の都~
」みたいな謎のダンス集団が入ってくるの、どういうこと?いや、そこにひとこ倒れてんじゃん?片づけてからにしてやって〰️
と笑っていいやら、怒っていいやらわからない状況で…。あれなにかポジミス?ほんとはもっと奥か、袖になるはずだったの?おなじく倒れたまどかと、まどかを抱きかかえたマイティが降りた幕の後ろになってはけたのに、死体になって置き去りで暗転ならともかく、ダンスシーンとは今日一回しか見ないのでなにが正解かわからない。過去の作品映像も手もとにないし、検証もできないわ。
ショー『ファッショナブルエンパイア』は、直近の東京の本公演がほとんど中止となって、私のチケットも全滅でしたので初見です。
花組は本当にダンスで圧してきますね。特にマイティ、三階の後方からオペラなしで見ていても動き出すとマイティとわかります。キリッと締めてぶれず、流れるように踊って優雅でもあり、みとれちゃいますね。トップのれいちゃんもダンサータイプなんですが、あとで娘が「ベージュっぽい衣裳を着ていた時のれいちゃん、人間じゃないみたいだったね」とタメ息混じりに言うので、「妖精じゃない?」と答えときました。笑笑まったくよ。
ひとこもよかったです。やはりキラキラが半端ない感じ。ついついオペラで表情を見たくなります。しーさんと副組長との三人の場面はほっこりしましたね
星空美咲、ショーにもめっちゃ出てましたよね。組内のあらゆる上級生をすっ飛ばして、ここでは今や娘②ポジ。月組のうみちゃんが早期に辞めそう?かと、大急ぎで養成されてるのかと思われましたが、こりゃもしかして自組で上がるのかもしれないと思ったりした露出でした。まどかちゃんも宙組から通算すればなかなかの任期トップ娘役つとめてますし、そういや同時就任だった真風も卒業でしたね。ある意味添いとげとかもあり得るのかな~(妄想です)
そしてまたしてもだいやくん、どのシーンでもいい位置につけてましたね~。センターを見てると自然と目に入る場所で踊ってましたし、女役は美しくて目立ちました!次の作品での活躍が楽しみです。
土曜は出勤で、翌週は4日連続で5公演、今月の山場です。あ、一応仕事もします。