9/25(土)11時、宝塚大劇場
今日は星組、『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム』
いつもに増して、予備知識なし。
最近日本もの多いですよね。大劇場直近の月組、次の花。1年のうちに3組もって珍しい。インバウンドも見込めないのに…
版権など資金のかかる海外ミュージカルの大作があまりなくて、劇団の経営面を心配しているブログを散見しましたが、そりゃあ儲かっているとは思えません。 端的にチケットが売れてない。①緊急事態宣言の人数制限により売ることができないのと、②自粛と、配信の整備により買い控えの人が増えたのの両方。
日本ものではありませんが(雪組シティハンターの場合で)、一般販売ではいつもなら瞬殺の東京ですら翌々日でも買えたくらい。なかには抽選で12枚申し込んで12枚当たっ(ちゃっ)たいう、喜んでいいやら悲しんでいいやらの人も。次の東京星組もコロナのなりゆき次第でもあるでしょうが、果たしてどのくらい申し込むのが適当なのか?頭を悩ますところです。
それで日本ものの上演って、戦略としてはどうなんでしょう?チケットが入手できるからって理由で、この機会に宝塚でも見てみようというはじめてさんがどのくらいいるものでしょうか?私の回りには、特に宝塚になじみのない人には、薦めてみても「日本ものはちょっといいわ」ということが多い印象です。裾野を広げようと布教活動をしている(笑)と、「ヨーロッパの王朝ものだったら誘って」って、、、それはいわゆるアレですかね?宝塚=アレというやつ?
劇団もライトファンはこの際配信で若干でも増えれば良しとして、今はコアなファンの購買力頼みで乗り切るということでしょうか?いやまぁもちろん可能な限りお支えしたいですけどね。ワタクシのような小者の、時間も資源も有限ですし。
私自身は日本ものわりに好きな部類なんです。平安貴族ものじゃなければ衣装も地味なことが多いですし、どちらかと言えば悲劇で作品の色合いも暗いですが、DNAにダイレクトに訴えてくる感じがします。あぁ私って日本人なんだな~、って。テレビでも時代劇は廃れずに一定の人気がありますしね。でもそんな私でも、かつては宝塚で日本ものはパスでもいいかなと思ってたことがありました。はじめから見ないか、見て好きになるかどうか、好みが別れるところなんでしょう。私は雪組のお陰で好きになりました。
でも5組のほとんどが日本ものだとさすがに食傷気味かもね~
まずはとにかく、入ります~