8/3、13時半。パルシステムの貸切公演。
一階S席。
真ん中の通路近い列の、最下手。お友だちに応募してもらいました。
4回とれていたチケット、先週分をキャンセル連絡して払い戻しの手続きをしました。
夫にも娘にも「あれ?今日は宝塚じゃなかったの?」といぶかられましたが、「気が進まなくて」と答えて更に驚かれてしまいました
実は2回見たところで、もういいかな…という気持ちになりました。
前にも書きましたが、やはり素材が無理でした。楠木正成、正行に共感できず、『滅びの美学』を是としない私にとっては、先に『死』しかない未来に突き進む彼らは、第二次世界大戦末期の神風特攻隊のように感じてしまった…
月組とウエクミ先生の為に言うなら、和ものの様式美はとても美しかったし、一人一人の芝居は繊細で、どこを見ても唸らされたし、脚本の構成も秀逸だったと思いますが、しかし、私には、、、残念ながらこの素材で心を打たれるのは個人的に難しいことでした。
それで今日は三回目。友達と観劇を約束していたので、my楽となる桜嵐記を拝見しました。
席が超下手だったために、右斜め前のかたの頭がすっかりセンター付近にかぶさる現象があり、初見だったらかなりストレスフルな席位置でした。今日はもう見られるところを見ようと割りきって、センター以外でがんばっている下手や上手の生徒さんの芝居を注視しました。名前のわかるかたはあまりいなかったのですが、(センターがほとんど見えない中で)一人一人が脇にあっても、集中して芝居を作り上げているのがわかる熱演を見ることができてよかったです。
ショーも同じく、センターが見えない状況が続きましたが、見えるときはちなつさんをひたすら追って見ました。特にタンゴの場面は芝居仕立てで、一人の女性を取り合うちなつさんの表情がセリフ以上にモノを言っていて、キュン
黒燕尾はいろんな場面があっていつも以上に長かったのですが、中でも番手の上の生徒の他に組長はじめ上級生のからむ場面がとてもステキで、癒されます。ゆりさんとまゆぽんが専科に異動して、この後二番手はちなつさんだよね????ちなつさんであってほしい。
今日は星組の愛ちゃん(93期)の退団が発表されて、、、上級生二番手、なんだかみやるり、あきらに次いで短期で二番手退団の道筋が見えてきた感じがします。もちろんトップになってくれたらサイコーですが、二番手は芝居的には最もおいしい立場なので、ぜひ二番手の就任を楽しみにしたいと思います。まさかの退団発表だけはやめてほしい〰️
次の大劇場公演は今月の末。宙組東京の予定です。
兵庫で何回か観劇していますが、特にショーは初舞台生がいなくなって構成が変わるでしょうから、その辺も楽しみに。