さぁ、fff でまだ頭がぱんぱんなのですが、ショーについて記憶の熱いうちに書いておきたいです。

シルクロードをゆくキャラバン(隊商)と、不思議な伝説をもつ宝石(きぃちゃん、また謎の女かい)と、それを狙う盗賊のストーリー。
全体を通しての筋書きがあって、それにからめてショーが進行するかたち。

翔ちゃんはキャラバンの隊長?的なポジションで、キャラバン隊には、茅桜ちゃん、かりさん、まち、ゆめくんがいて、さながら卒業者グループ。ずっと通しで出てくるので、はなむけなんでしょうね。周りにサンドベージュのドレスの娘役さんたちがたくさん踊っていて、パンフレット見て「砂」の役だということがわかりました。香盤見たときの生徒さんたちの反応、ビミョーだったでしょうねぇ…
「え?!砂?砂ってなに?」(笑)

キャラバン隊の衣装はこれまたちょっとビミョーでして、スイスの牧童とボーイスカウトをミックスしたような?エンジ色の衣装。半ズボンぽいからそう感じるのかな?ジョッパーズの方が良かったかも?ただ、翔ちゃんの帽子とターバンからこぼれる赤い髪?が妙にセクシーなので許す(いや、どこから目線?)個人的な趣味としては、ターバンに更に帽子というのになぜか惹かれます。ラブ

望海さんが登場すると、ターバンに黒地にキンキラの衣装。正直キターッと思いましたね (笑)  だいもんがあちこちでターバン好き、ラテン系のギンギラの衣装を着たい!と言ってたのを聞いてましたから。今もスカステで2013年の花組の NEW WAVEをやっていますが、だいもん盛んにターバン好きを語っていました。うんうん、ほんとによかったです。最後に好きなターバン巻けて。卒業したらまずないですもんね。(あったらかえってこわい)

シルクロードを辿りながら中国に向かっていくので、衣装も国のイメージに合わせて、カラフルな衣装に次々と変わっていってそれも楽しい。

きぃちゃんの歌唱がたっぷり。音楽のジャンルにあまり詳しくないのですが、ラップですかね?難しそうな曲を軽々と歌っています。あまり軽々と歌うので、終わったときに観客にわからないほどで、一瞬(終わったの?)と、とまどうかのような間が空きました。
望海さんともダンスだけでなく歌でもデュエットを聞かせてくれます。あ~この二人のデュエットもカウントダウンに向かってるんだな…えーん

望海さんが黒燕尾で一人で出てくる時、片手に青い薔薇を持っています。この花を咲ちゃんに渡すことが想像できて、心がきゅっとしますね。みんなで群舞を踊ったあと、咲ちゃんに青い薔薇を手渡し、みんなが望海さんを下手に見おくって、望海さんのいない黒燕尾のダンスが続くのが切ないものですね。誰がいなくなっても綿々と続いていく宝塚…はぁぁ汗

白の衣装のきぃちゃんが銀橋に出て、あーさ、翔ちゃんに最後の挨拶を交わすかのように手をとられて、最後に咲ちゃんと少し踊ります。咲ちゃんがきぃちゃんを高くリフトして回して静かにおろし、階段を同じく白い衣装で降りてきた望海さんに託します。リフトをしないと言われてきた望海さん、最後の最後までリフトはなし。(求めてませんよ)どこか故障があるのかわかりませんが、これからもいろいろ大切にしてほしいです。

fffが歓喜の歌で終わったとは言え、最後にこれでもかというくらいに盛り上がって、泣けるフィナーレでしたから、(お隣のかた、fffの最後の方ずっと泣いてました)黒燕尾の花渡しがしんみりしただけで、あとはあまりお別れモードっぽくなかった?ショーで、バランスはよかったかなと思います。いっそ、ミュージックレボリューションくらい明るくてもよかったけど。

パンフレット買ってようやく今日見たんですが、二番手までしか芝居の衣装をつけた写真載らないんですね。今さら改めてそのシビアさを思い知りました。
ショーの化粧をした上半身の写真はある程度から上の生徒、そのほかもふつうのショーバージョンは全員載っていますが。
ルサンク買わなければ。あ、それもしかして劇団さんの戦略だったりしますかね?

さて明日もう一度。今回の遠征一連のラストになります。