ぽっかり空いた今日一日、どうしようかと考えて、せっかくここまで来たのだから宝塚大劇場を外からでも見にいきたいか?と夫は言いましたが、建物には特に執着はね~
遠出していて、なんの目的もなく時間がたっぷりあってなどという状況は、なかなかないことなので、夫の幼い頃の思い出めぐりで西ノ宮へ行くことに。
大阪駅でひとこに見送られて

阪急電車に乗れば、中吊り広告に「宝塚2020」と「はいからさんが通る」のポスター。天国かな…
幼い頃は父親の仕事の関係で西ノ宮に住んでいて、初めて意識した電車が阪急。宝塚ファミリーランドにも遊びに行っていたという夫は、だからなのか宝塚歌劇にも抵抗があまりなくて、後から聞けば亡くなった義母も越路吹雪とかのファンだったらしく、家でしょっちゅうレコードをかけていたとか。「お~宝塚♪」とかいう歌知らない?と突然歌ってみせて、私の目を白黒させたりした。
幼い頃の記憶をたどり、あ、この橋から落ちてケガしたんだとか、この抜け道、昔はもっと広かった気がしたけど…などと、別に何も名所のないただの住宅地ながらそこそこ楽しく散策。
大阪に戻って駅ビジョンで、阪急トラピックスのCMのききを見たとたんよみがえる昨日の観劇、でやはり突如思い出したすっしーさん!
いや、忘れてはならない人を忘れてた。ほんとに申し訳ないかぎりで、ここに追記。
すっしーさん、
ゆりかさんの上役で好い人過ぎていろんなことに巻き込まれて、何かとたいへんな目にあってましたっけ。おろおろして、日和見で、でも最後は人を助けようとして命を落としてしまう。かっこよくはないけど、すてきな人を演じたら右に出る人はいない組長。今作も
いい味出してました。カンパニーの人数が少ないので、二役三役やる人もいて、すっしーさんは水星へ向かうシップの船長もやってましたが、彼女の声、私にはすぐわかるので、(あ、生き返ってきた)なんて不謹慎なことをつい思っちゃう(笑)。
帰りの新幹線で今回の観劇について夫が一言。「(フライングサパは)おもしろかったんだけど、自分としては、はいからさんの方が観たかったな」ってもう、まったく、、、なかなか「よかった!」と言ってもらえなくて、ヅカファンとして悔しい思いがします。これまでストレートによかったと言ってくれたのは、「20世紀号に乗って」と「王妃の館」で、それはそれで、そうでしょうねと納得ではあるんですけどね。
お昼はタイ料理のテイクアウトを調達。
クルンテープじゃなくて、クンテープ(笑)
最後まで宝塚から離れられない旅行でした。
いつかまた大阪に、そして今度こそ宝塚大劇場にも。