国民的目覚ましドラマ、NHK朝の連続テレビ小説「エール」、遅まきながら自粛期間中に見始めました。
2016年の「とと姉ちゃん」以来なので、4年ぶり。話題作はちょいちょい見ているのですが、何が難しいって、決まった時間に毎日テレビを見ること。その時間に絶対見るというのがもうストレス(朝なので家事や仕事の都合で見られないことも多い)だし、我が家の場合、一番見易いリビングのテレビを夫が独占しているので、なかなか自分の見たい番組をオンタイムで見られない問題が…。他のテレビで見ようとしても、リビングのテレビがつけっぱなのでうるさい。(壁やドアがありません)よほど見たい番組でない限り、(もう、いいか)ってなっちゃう💧
たまたま見始めちゃって、見逃ししたくない連続番組の時は録画したりもしましたが、たまっちゃうとまた、見るのが大変(←ただのワガママ(^^;)なのであまり見ていませんでしたが、NHKのサービスでNHK+というのが始まってそれを登録してから、いつでも都合のいい時間にスマホで見られるようになって、これめっちゃいい。オススメ!

前後して自粛期間に突入。おうち時間に映像を見る機会が増えて、朝ドラも見ることに。出演者に山崎育三郎の名前があったこともきっかけでした。苦労や挫折がありながらも、基本明るいドラマで、毎日楽しみに見ていましたが、コロナの影響でもう撮影したものがなくなって、今週で一旦お休みになってしまいました。
今日の(とりあえずの)最終話をオンタイムで見たあと、「朝イチプレミアムトーク」を引き込まれるように見ていましたが、古川雄大がゲスト。「エール」で「プリンス佐藤久志」(山崎育三郎)のオーディションのライバルとして、「スター 御手洗」という実に個性的なキャラで目を引いた彼の素の姿!なんともすごいギャップでした。
ミュージカルスターとしての彼の名前や姿は知っていたものの、山崎育三郎のようにメディアに出ていないし、まず実際の舞台も見ていません。 そもそも舞台人の場合、その人物がリアルにどんな人かにはあまり興味がなくて、舞台がよければそれでいいと思うタチの私。だから正直スカステでもトーク番組や旅番組より、ステージ放送ばかり注目してきました。人となりとか裏話とかを聞きたいと思うには、相当のめりこまないとその気にはなれない。
今回は(とりあえずの)最終話の流れでトーク番組を見たわけですが、古川雄大のこの低ーーいテンションが、私的にとても好感が持てました。(そこ?w)
自分の昔の映像や写真を見せられても、照れるわけでもなく、いつも低温度安定。山崎育三郎に言わせると、彼はだいたい「スイッチオフ」なんだそうで。(笑)
そして違うコーナーでKポップの紹介があり、芸人の橋本稜がみんなでやってみようと振付を伝授した時には、全然できてなくて…Vで小池修一郎が「器用なタイプじゃない。」と言っていたのにすごく納得。人前に立つまでにすごく努力していることがしのばれて、また好感度アップ。
ミュージカルに出ているのだから、歌も得意なのだろうと勝手に思っていましたが、経歴は実はダンス始まり。その場で自在に何種類もハモれる山崎育三郎と異なり、練習しないとできないこともボソッとしゃべり、もう、すごいツボ

山崎育三郎によれば、食事に誘っても8割9割断るそうで誘われたことは一度もないとか。その理由が、稽古で疲れていることもあり、翌日の稽古もある中で、うまくいかなかったときに(昨日飲んだからだ)という言い訳にしたくない、というバカのつくような(失礼)生真面目さ。もう~、どストライクの人柄です。
宝塚ファンにはおなじみの、小池修一郎氏が再びVで登場し、「エリザベートの時の彼は、ギリギリセーフというところだったが、おそらくたくさんの歌の先生についたのだろう。それが蓄積されて貯金となってきている」と、プラス評価。静かに微笑んで「うれしいです」という謙虚さよ。
なんか思わぬところで、意外な贔屓を得た気がします。再開されたら観に行ってみたい舞台が一つ増えました。
とりあえず来週からは「エール」第1話から再放送されるとのことで、“ミュージックティーチャー御手洗”をまた見られるのが楽しみです~(^.^)