食聖、三回目。my楽です。
阪急交通社貸切、A席センター確約の商品。
阪急交通社もそう簡単には当選しない昨今ですが、チケットの定価よりだいぶ高く上乗せして販売されているので、(もしかして)いくつもだぶって当選してしまった時の、ちょっとしたリスク分散のつもりでS席もA席もエントリーします。もっとも今回の阪急交通社ではこれだけしか当たりませんでしたが。(タメイキ)
月初だったためできれば仕事を休みたくなかったのと、雪組の全ツが全滅していたので、なんとか交換できないかとさがしてはみたものの、やはり大人気の雪組の全ツとの交換はムリのようでした。ということで予定通り自分で観ることに。
最近はチケットがとれるかとれないかわからないためにとりあえず申し込むことが多いので、当たるときは重なります。特にひいきでもないときは四回以上だとビミョウですが、三回までなら観ますかね。
左側は空席。右側が60代くらいの女性の二人連れでしたが、「食聖」が終わると開口一番、「ごめんね~こんな演目で。ハズレだったわ~」とお隣のお連れさんに謝ってました。宝塚にほとんど興味のない方を誘っての観劇だったのでしょうか…はじめての人を連れていくのに、どんな演目に誘ったらいいか、みなさん迷うんじゃないかな?と思います。その方がどんな方面に興味のあるかたなのか、リサーチするのも一法、自分の好きなものを薦めるのもまた一法でしょう。その上誘いたいと思っても、チケットがとれない、という問題もありますしね。やはりご一緒して「とてもよかった」と言われると嬉しいですが、ピタリとマッチするのもなかなか難しいものです。
私は、その右隣のご夫人お二人がショーをどう過ごされるか気になったのですが、手拍子もして、けっこう楽しんでいらしたらしく、「芝居とは全然違うね!」という声がはずんでいたように聞こえたので、他人事ながらほっとしました。
まぁ今回の星組の芝居は、万人受けするというものでもなかったですかねー。ある一定期間べにさんを見てきた宝塚ファンが観れば、それなりに思うところはあれこれあるのかと思いますが、初宝塚でというには、ハードルが高めだったのかも…?
次回ぜひまたいらしてくださいね。
二階席で観るお芝居ですが、一場面に舞台にいる人の数が他の芝居より多め?ですよね。下で見ていた時は舞台の前方の人を見ることがほとんどでしたが、二階で見ると奥の方まで見えるので、あっちでもこっちでも小芝居をしていてキョトキョトしてしまいました。結局どっちつかずになってしまうので、途中であちこち見るのを諦めました。目は二つです(笑)
最後の大団円の時に、天寿さんが上手奥の屋台の前で串揚げ?のようなものを片手に、前髪を上げて笑っている様子が、なんともかわいかったのだけは見逃しませんでした(*^^*)
二階席からのショーはほんとうにフォーメーションがすばらしかった。全体の動きを見渡しながら天寿さんが見られてニマニマしてました。宙組の全ツの時もこのくらいの位置で、舞台の上の人の顔が識別できなかったのに、天寿さんだとどこにいてもわかる。顔だけでなくて姿勢とか、動きとか雰囲気?とか、それだけでレーダーが働くみたいです。息子が小学生の頃に運動会を見に行くと、彼のところにぱぁっとスポットライトが当たったかのように、600人の中から一瞬で探し出せていたことを思い出しました。我が子か…?。
ボレロは舞台の奥が深くて、一瞬(鏡かな?)と思うほど広く、奥行きまで使っているのに感動しました。盆が回ると景色も変わって、この景色を自分の目で見られない星組の組子のみなさんがなんだか気の毒に感じる、というパラドックス。ほんとうにすてきな場面でした。
少し引いて遠くから見ると、べにさんはポージングは上手だけど、ダンスはあまり得意ではないのがわかります。ことちゃんが踊ってる様子と明らかに違う。でも彼女は独特の存在感でこの世界を作り上げてきた。それはそれですごいことだと思います。組ごと、トップごとに色の違う5組だから、どこを見ても楽しい。そんなことを感じたmy楽となりました。
さて次はちょっとだけあきますが、雪組「ハリウッドゴシップ」。雪組ロスだった9月、また会えるのが楽しみです。