今日はe+の貸切、18時半から。万全を期して15時過ぎに家を出ました。(イヤ万全過ぎ)

お友だちと早めの夕食をとって、いざ着席。メガネを遠目に変えようとメガネケースを取り出したところ、は?中がカラっぽ。え?!どゆこと?……
あーっ!!昨日の深夜バスで途中のバス停まで帰ってきた息子を車で迎えに行った時に、
メガネ使ったわ〰️(/´△`\)
前回に続き、「なんてこった!」
めったに車なんて運転しないのに、夕べに限って…はぁ大殺界かよ。
せめてもの救いは席が下手のシングル列で、かろうじてメガネがなくても可だったことです。

壬生はよくできた芝居でした。
3回目にしてmy楽の感想がシンプル過ぎるかもしれませんが、「いいものを観た」というのが素直で正直な感想です。
特に難しかった役のひとつではないかと思うのが、咲ちゃんの演じた大野ですが、あんなにキュートなお顔で、だいもんより学年が下なのに、上役の貫禄が出てました。「ばかったれが」というセリフが苦しい心と愛情が感じられてよかったですね~
そしてもうひと役、土方の在り方も難しかったと思います。多くの人に知られたビッグネームであり、しかしこの芝居ではあまり台詞も多くなく、クローズアップされることも少ない。みんなが土方に抱いているイメージを大きく損ねることなく、セリフに頼らずに存在感を出さなければならなかったと思います。むしろ斎藤のようにわかりやすいこじれ方をしている役は、造形は案外作りやすかったのではないかと。セリフも多いですしね。とは言ってもあーさ、熱演ではありました。

しかし美剣士ぞろいですよね。
ワタクシ特に、吉村の見合いの席での、斜に構えた土方の「斜め下からの流し目」にほれぼれしました。(イヤ、ピンポイントで恐縮です)

今回3回目でふっと気がついたのですが(今ごろ?)  吉村から口止め料をとられた斎藤に土方が同額のお金を渡すところ、上手に引っ込みながらの芝居は毎回アドリブですね?前回は「からっぽの財布は要らん」で、今日は「なんだ、小銭ばっかりじゃないか」「全財産ですよ(byひとこ)」でした。他にどんなバリエーションがあるのかしら?

さてショーですが、まったく息つく暇もないノンストップで、今日もただただ圧倒されました。舞台に上がっている人数がほとんどいつも30人以上いたんじゃないでしょうか?とにかく人が多くてその迫力たるや!
観客の集中力も半端なくて、しかるべき時に手拍子、そして止めるときは「ピタッ」と。ふっと静かになったときに、うっかり止め損ねてしまった一拍の手拍手も聞こえなくて、おそろしいほど揃っていましたね(笑)

バレエは素人なので技の名前などわからないのですが、ひとこセンターの時の、全員でクルクル回るのって難しいんですよね?宝塚以外の舞台ですばらしいダンスはいくらでもあると思いますが、ここはいかにも宝塚っぽくてときめきました。

そして中詰め客席降りでは、星加さんの神対応に私の中で株が急上昇しました。客席に自ら近づいて手を伸ばし、2番目3番目のお客さんにも握手していました。(じ~ん)

ちょっとほっこりしたのが、「Music is my life」のシーンで、だいもんが本来は中央に立つべきところを下手側の前列一番端で組子の肩を抱いて膝をついて座っていて、みんなに(こっち、こっち)と手招きされたり指さされたりしてようやく立ち位置に戻るまでの親愛感を見たときでしょうか。
その前にも、かちゃとあゆみさんと三人で絡むときに、腕で大きくCの形を作ったり、スペシウム光線(←古い)を何度もやったりして、(楽しそうだなー)と思ってましたが、終演後にだいもんの挨拶を聞くと、あれは「e+」だったのだそうで、(あ、なるほど)とあとからわかりました。察し悪くてスミマセン(^^;

黒燕尾での大階段のあと、銀橋渡りながらのおそろしく早口の歌…歌詞が聞き取れず外国語かと思ってましたが、どうやらフレーズの最後が「恋の歌~」。日本語だったの?ラテンぽい曲だったから、外国語でも全然かまわないけど、日本語だと思うと歌詞が気になってしまう性分で必死で聞き取ろうとしましたが、やはりわかりませんでした。ま、こまかいことはいいわ、楽しければ(笑)諦め早

さぁ次は星組。
雪組全国ツアーは未だにチケットの当確が出ず(T_T)
おそろしい数のエントリーしてるんですけどね。