イヤハヤ、なるべく散らしたいとは思うものの、チケット取り狂想曲はなかなか思い通りにはいかず、オーシャンズは7月の3日、6日、9日と1週間に三回の立て続けで、電車の回数券を買いましたよ(笑)
今日はカルチャーの講義付きの観劇で、同世代のお友だちとランチをしてからの劇場入りです。下手の15列め。舞台中央辺りは例によって見にくい位置です。
あまり土日に来ることはないのですが、親子連れや男性客、それに若い女性も目立ちますね。
今公演で卒業のあっきーやりくは、番手的にもセンターに近い位置なんだろうと思いますが、今回特に、いつも真風やききの左右の目立つ位置に配されていて、だいたいどんなときも自然と目に入ってくるのでうれしいですね。この二人がやめたら寂しい反面、(現在3番手のずんちゃん以下)4番手より下の明確な番手はないだけに下の学年にもチャンスはあるわけで、どんな生徒が上がってくるか楽しみでもあります。改めて宙組の布陣を見直すと、けっこうスターの層が薄くなってきている気がして、立て直しというかテコ入れというか、下克上でもいいですが、なにか変化が必要な時のように思います。
そんな宙組の中で和希そらは歌、ダンスもうまい実力派と言われていますが、やはり高身長の多い宙組にあっていまいち目立たず、今回も重要ではあるものの、本来はもっと下の学年に振られるようなキャスト最年少の役でした。
背が低いとそれだけで幼い印象がぬぐえないので、男役としては損は損ですよね~。せっかくの実力を活かす道、なにかあるといいのですが。
さて今日はずんちゃんのベネディクト、前回と違って見えました。冷酷な感じがより強く、悪役感増して感じました。おそらく本来の本人とは真逆の役で、彼女にとってかなりのハードルが高い役柄だとは思いますが、役の幅を広げるいい機会になったことでしょうね。次回作品どんなお役になるのか期待が高まります。
お楽しみのやりとり。ジョンソン先生はよく見るバーコードハゲのかつらでなくて、つっぱりハイスクールの男子学生のような前に張り出したリーゼントのかつらで、耳が遠くなってヨボヨボした年寄りのドクターではなく、勢いのある(というか、勢いだけの?)ドクターでした。ずんちゃんも、舞台上でアドリブをどう返すのか毎回ヒヤヒヤかもしれませんが、仕掛けるより仕掛けられる方が難しいと思います。破綻なく舞台を繋げていて全くたいしたものです。
前回から気になっていましたが、カジノの歌手、娘役3人と一緒に出ている黒塗りっぽい(ラテン系の)お化粧をした留依蒔世。所々に出てきて華やかなショービジネスの世界を演出してますが、歌うまいですねー!もう少し役付きがよくてもいいと思うのですが、次回にも期待。
ダイアナの演出家ハロルド役の春瀬央季、おねえのキャラクターが笑いを誘いました。いやがるバシャー(りく)がまたかわいい。
それと…今日はオペラで、ききの表情にくぎ付けになりました。目の使い方が巧い。座って低い位置からちょっと上を見るところとか、ライナスに対しての目下を労るような目とか、いやぁ、あのライナスがね~~2013年の花組を観た身にとっては、ほんとうに大人になったものと感嘆しきりです。こんなききを見られるとは、あの頃は想像もしていなかったな~。ラスティ役はソロナンバーも多く、ききは歌も安心して聞けるので余裕ある2番手ぶり。
遠くない将来、彼女のトップを見るのが楽しみでなりません。
ところでラスティが地下金庫に降りていくとき、銀橋での芝居があるのですが、オーケストラボックスからりんきらとあっきーとりくが顔を出して、お化けやネズミを演じているのが地味におもしろくて、ちょっとツボです。床面ギリギリなので下手の端に近い方からは前の人の頭で見えにくくなってしまうのですが、自分の頭をなるべく動かさないようにして(後ろの人の邪魔にならないように)一生懸命見ようとがんばってました。
今日も2幕あっという間に終わってしまいました。短いショーもスタイリッシュで、おしゃれな宙組にぴったりでした。
まどかちゃんは、ショーの時のようなゆるくアップにした髪型の方が私は好きです。歌劇などを読むと、演出的には舞踏会に出かける感じでとのことで、そんな雰囲気が充分に出ていてステキでした。
さぁ次はmy楽になります。またしても三日後…💦ツメツメですね。