12日(土)15時公演、初見でした。

夫と妹と観に行って、妹がうちに泊まったせいもあって、ブログを書くのがだいぶ遅くなりました。

とある生徒さんの取り次ぎでしたが、いつもの大劇場公演と比べて、取り次ぎでチケットを受けとる人が多かったのでしょうか?だいぶ行列していて驚きました。受付の2時半より早くチケット出しが始まったくらいです。

久しぶりの国際フォーラム、1階19列センター寄りの上手。宝塚劇場と比べて座席のピッチが広く、斜度もそれほどかかってないのに(17列から前は階段でなくスロープ)とても見やすかったです。前のかたの頭で、ステージの真ん中が切れることはありませんでした。それだけでも、ストレスフリーでした。

1944年に初演のブロードウェイミュージカルということで、作曲がなんと、レナード-バースタイン!!巨匠じゃないですか!私の中ではクラシック界の大御所です。
外箱公演には珍しく生オケだったのも、レスペクトだったのでしょうか?

芝居はもちろん、脚本演出で焼き直しているとは思いますが、古さは感じませんでした。ただ物語の時代背景が説明されないので、厚みが出なくて、ただの水兵さんの陽気な休暇の話しで終わってしまうのが、ちょっと残念ではあったかも。ほんとは戦争におもむく前のひとときの休息だということで、もう少し苦悩みたいなものを盛り込めたら違った作品になったかもしれませんが、そういう背景は一切感じさせない脚本でしたから、演者はそのように演じるしかなかったのでしょう。
 それと、いろんな場面が冗長に過ぎる感じがして…「また?ちょっとしつこくない?」と思うシーンがいくつかありました。つまり全体に展開がゆっくりで、大した内容のないストーリーをを延ばし延ばして2幕に仕上げたような感じがあり、もっとテンポよくまとめれば、もしかしたら普通の大劇場作品のように、前半芝居で、後半ショーの二本立てでも可だったのでは?と思わなくもありませんでした。

爆上げ中の風間柚乃、トップを挟む三人組の一人に抜擢でがんばってましたが、背丈が低めなのはどうしようもなく、しかも相手に男役の蓮つかさが配されていたために更に背の低さが際立って、残念だったかもしれません。

水兵さんの話なので、衣装がずっとセーラー服で、ありちゃんは顔立ちがベビーフェイスなので似合ってましたが、たまきちには若干ムリがあったかな…😅ラストで男役らしいスーツに替わって出てきたときには、心底ホッとしました。

組の半分の人数でしたから、下級生までそれぞれにお役がついてて、活躍の場があったことはとてもうれしく思いました。
もちろん私が取り次ぎをお願いしている生徒さんにもいろんな出番があって、注目して見ました。彼女のことは舞台のどこにいてもパッと目に飛び込んできます。出番表要らないくらい😁

さち花さんや夏月さん、叶羽時ちゃんは個性的な役をミゴトに演じてたなぁ

そうだ!これ絶対言っておきたいのは、紫門ゆりやさんの扱いがあんまりかと😭通しで警官役ですが、ほとんど台詞らしい台詞もなく、残念でした。彼女が特にひいきというわけではないのですが、まだ新公学年の頃に割りと早く覚えた生徒さんの一人で、私の中では、たとえばとよこさん、こまさん、しーらん、としさん、と繋がる系譜で、すごくタカラジェンヌらしい雰囲気をまとっている品のある方と思って、いつもステージ上にさがして、うっとりと観ています。

そうだ!さくらちゃんのこと触れていませんでした。トップ娘役としてのお披露目公演。がんばってましたが、まだまだ固かったですね。そりゃあ直前のちゃぴとどうしても比べてしまいますから…得意なはずの歌唱もオソルオソルという感じ。やはり場数を踏まないとですね。これからを期待してます😃

来週もう一回、今度は職場のお友達と観に行く予定です。