今日はとある生徒さんの取り次ぎで夫と観劇。
夫が「今日はなんなの?」と朝聞くので、「エリザベート」と答えると、「あぁ、エリザベートね」とわかったような?答え。
とりあえず簡単に筋書きと時代背景の解説をして、今日は私は早めに出て、人生初の入り待ち。新公学年の生徒は新人公演が終わった後からでないと、入り待ち出待ちはできない決まりだそうで、そんなこともはじめて知ったわ。2-3分程度だと思っていた立ち話も、おそらく10分ほどはしてくれたが、ゆうべ書いた手紙と、朝出がけに買ってきた地元のお菓子を渡して、今日の公演をがんばってくださいと伝えるだけで精一杯。我ながらなんかあか抜けない😥どうも私はこういったスチュエーションは不得手…でも舞台の上の人が現実に目の前にいても、何を話したらいいかわからないというのは自然なことだよね?ファンの多い華やかなスターさんと違ってどちらかというと目立たない方だから、できるだけ応援はしたい気持ちはあるけど、私が行ってもあまりうまい言葉はかけられないな~😰おしゃべりが得意な方がうらましい。
気を取り直して夫と合流。今日は上手15列目。かなり斜めから観ることになって、前の席の方の頭が邪魔で舞台の真ん中辺りがちょうど見えない。でも私の後ろの席の人もそう思ってるんだろうな。前回の下手の方が見やすかったのはなぜだろう?同じような角度だったと思うんだけど…席は選べないからしかたない。
そして前回書けなかった演者の感想。
印象に残ったのは、月城ルキーニと、くらげちゃんヴィンデッシュ嬢 。くらげちゃんは前回もすごく良かったと思ったけど、今日は膝まづいてエリザベートを見上げるとき目尻に涙が光ってるのがはっきり見えて、そして焦点が合ったときの戸惑いの表情も切なくて泣けた。これまで見たヴィンディシュ嬢の中で一番良かった。次の公演からさくらちゃんがトップ娘役についたら、くらげちゃんの扱いがどうなるのか気になるところ。これからも活躍してほしい。
れいこちゃんは、ほぼ出ずっぱりで、もう貫禄!何も隙がなく、今すぐ2番手羽でも納得の出来映えだったと思う。
美弥ちゃんフランツ、まぁ損な役どころよね。母親の尻に敷かれているオズオズとした若い時代から、年をとっていく長い人生をうまく演じ分けていたことには感心したけど…あまり彼女らしさを活かせる役ではなかったと思うから、逆にある意味新境地を開拓したと言えるのかもしれない。
たまきちトート、う~んなんだかなぁ😅いろんなところでいろんな方が言ってたように、たまきちのイメージが「健康的な好い人」だからか、やっぱりトートは厳しかったかも。ドーランがやたら白かったし…高音がしじゅう不安定なのが耳障りだったかなぁ。たまきち、ごめん。やっぱり向き不向きってあるかな。力強かったわ。
ちゃぴエリザ、これはもう彼女のための公演だから思いの丈をこめて演じてた。製作発表の時のエリザベートができてただただ嬉しいという表情とは全く違う、彼女の人生を生きていたと思う。ただ前回も書いたけど、私がエリザベートの人生に全く共感できない故に、芝居にはのめり込めないんだよね~😰歌はなかなか良かったと思う。彼女の声が嫌いという人もいるけど、高い声もよく伸びてるし悪くない出来だった。卒業後は外の演劇でも活躍できるといいね。
忘れてはいけない、組長スーさんゾフィ。ははは。(≡^∇^≡)ぴったりでしたね。宙のせいこさんの迫力とはまた違うけど、意地悪な姑感はよく出てた。こういう年季の入った娘役さんが辞めちゃうのは痛いな~😰主役じゃないけど、絶対必要。宝塚的にはできない話?なのかもしれないけど、結婚してもそれを公開しても、続けられるといいのにと思う。宝塚の外の世界では、既婚者の女優なんていくらでもいるもんね。
欄外
蘭乃はなが客席にいて、月城ルキーニにからまれてました~(^^)
毎回OGさんがよく来てますね。
今回は作品と同様に大作になってしまった😅
そして今日のオチ。
幕間に夫が、「あの男の人(=トート)は誰なの?」と聞いてきて、愕然(゜_゜;)
そこ?そこなわけ?