今日はNHKカルチャーの講義観劇券付にて。
一階13列下手。
歴史的背景のレクチャーを聞いたあとの観劇なので、こまかいところに注意をはらえてまた違う感慨。お隣が同じ講義からの、熱烈花組ファンらしく、「大劇場から言えないくらい何回も観てます。とりあえず今週は2回目」とのことで、なんとも上には上が…
今日注目したのは綺城ひか里さんと和海しょうさん。綺城ひか里さんは独特の発声法が若干気になったが(もしかして地声は意外に高いのかな?)押し出しもよく目を惹く存在だった。和海さんはもうベテランの域だが、おとなしめの風貌のせいか、芝居ではいつもあまり目立つ感じではない方という印象。でも今回はセリフも多くてヒロインの兄という重要な役どころ。落ち武者の悲哀を充分に醸し出していた。こういう脇を固める方は大切。
他に注目して観たのは子役の娘役さんたち。なにしろ村人だから、衣装の地味さと髪型の素朴さはまったくどうしようもないんだけど、それでもまぁかわいらしい(*^^*)隠しきれない美しさ。
あぁ、そしてマイティ。
多くを語らぬ、表情も動かぬその中に秘めた想いを感じたよ!
ここ2-3作ではっきりしたことがあって、私は路線落ち?みたいな研10くらいの生徒さんがメチャメチャ気になるんだな。トップへの道をばく進してる人ではなくて、同期でその影に隠れがちの人。台詞や出番もどんどん減って、劇団はなぜ、彼女の良さに気づかないんだ?!と悲しくも向かっ腹を立てることが多い。マイティ報われてほんとに良かった!!
ビューティフルガーデンも一場ごとの見所の解説を聞いたあとだったので、わかりやすかったが、その分、あの人もこの人も、と思っていわゆる目が足りない状態。オペラで見たい気もあり、でもステージ全部を見たい気もあり、まったくすごいジレンマf(^^;
客席降りでは通路側から3番目、ギリギリ手を出せる位置。注目の綺城ひか里さんが来てくれてかなりゆっくり手を合わせてのハイタッチをしてもらえた。冷たい手。こんなに動いてるのに汗もかいてないのね。そして大きい方だなぁ。近くで見ると実感。
前回も思ったけど、みりおちゃんてリフトはほとんどしないのね。彼女の細さを考えると負担は軽くしてるのかな?とも思うけど、その分あきらとちなつさんが娘役さんを高く回してた。リフトがなくてもダンスは充分に美しいから、みりおちゃんはムリしないで。と、たぶんみんな思ってる。
マイティ。
芝居では押さえた演技をしていた分、ほんとに楽しそうにしてて、嬉しかった!